アレルギー対策に「レジスタントスターチ」を買うことにしたぞ
酒を止めたのとパレオダイエットのおかげで、だいぶアレルギー症状はおさまったものの、この季節になると、やはりまだハウスダストとダニには悩まされております。
そこで、さらなる体質改善を狙って導入を考えているのが「レジスタントスターチ」。以前、ジャガイモについて書いた際に少し触れましたが、胃や小腸で消化されない食物繊維の一種であります。腸内に入ると良い細菌たちのエサになってくれまして、さまざまなメリットをもたらしてくれるんですな。
レジスタントスターチはこんなに凄い
レジスタントスターチのメリットをざっくり並べますと、
- 食欲の最適化効果:近ごろ海外のニュースサイトでよく見かけるのが、レジスタントスターチのアンチエイジング効果。どうも、レジスタントスターチには代謝を上げたり、食欲をおさえてくれる作用があるみたいなんですね(1)。これは、腸内細菌がレジスタントスターチを発酵させて、大量の酪酸を生み出すのが原因かもしれませんが、よくわかりません。いずれにせよ、腸内環境が悪いと体に炎症が起きるのは間違いないので(2)、細菌にエサを上げるのは重要であります。
- アンチエイジング効果:腸内細菌が生み出す酪酸には、腸内のバリアを修復して体内に毒素が入るのを防ぐ作用がありまして(3)、その結果、全身の炎症がやわらいで老化のスピードも遅くしてくれちゃう。
- アレルギー改善効果:基本的に、アレルギーは腸内環境の悪化が原因で起こるケースが多いので、レジスタントスターチで細菌たちに活力をあたえると、自然とアレルギー反応がやわらいでいくことが知られております。とくにリーキーガットを修復する効果が高いので、お腹の調子がいつも悪いような方にもオススメ。
- 大腸がんの予防効果:腸内環境がよくなるので、当然ながら大腸がんの予防効果も高め。DNAのダメージをふせいで、遺伝子レベルで良い影響を引き起こしてくれるそうな(4)。
などなど。どれも、かなり実証研究が進んできた分野でして、わたしのようなアレルギー持ちには特にオススメしたいところです。
レジスタントスターチは何に入ってるの?
レジスタントスターチが多い食品は、
- 冷やした白米
- 冷やした茹でジャガイモ
といったところでして、どちらも調理したあとで冷やさなきゃならないのが難点。温かいままで食べると、レジスタントスターチが消化されやすくなって、メリットが少なくなっちゃうんですな。また、レジスタントスターチは豆類や麦なんかにも入ってるものの、どちらも抗栄養素が入ってますんで、残念ながら使えないんですよねぇ。
そんなわけで、わたしは今まで冷や飯や冷イモを食べてたわけですが、どうにも味気ない気分になってきたのと、ちょっと糖質量が気になってきたので、サプリメントの導入を考えることに。探してみるとAmazonでは売ってないようなので、まいどおなじみiHerbさんで、以下の商品を買ってみました。
Bob's Red Mill, ボブズレッドミル, Potato Starch
これなら糖質の問題もクリアできるし、小さじ1杯でおよそ8グラムほどのレジスタントスタートが摂取できるんで、ひとまず1日16グラムから初めてみるつもり。レジスタントスターチに関しては、すでに快眠効果は実感しているところでして、さらにアレルギーにも効いてくれるといいなぁ。