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健康に良い「ベストなタンパク源」を番付にしてみた

Meat

以前に肉の種類ごとの栄養価の差について書いたことがありましたが、ここではさらに具体的に、体に良いお肉をランク付けしてみました。タンパク質の量だけではなく、脂肪酸のバランス(オメガ3とオメガ6)と、有害金属や飼料などの安全性を考えたうえで、順番をつけております。

  

 

ベストなタンパク源番付 
番付 肉の種類
横綱 天然魚、貝類
大関 牧草で育った牛、羊、ヤギなどの反芻動物の肉
関脇 地鶏、放牧で育った豚
小結 オーガニック卵、養殖魚
前頭筆頭 穀物で育った牛、羊、ヤギなどの反芻動物の肉
前頭二枚目 穀物で育った豚、全乳
前頭三枚目 ブロイラーの鶏肉と卵
幕下 加工肉 


そんなわけで、タンパク源の種類としては「魚>牛>豚>鶏・卵>乳製品」の順番に優秀。育成環境に関しては「天然>牧草・放牧>穀物>>ブロイラー>>>>超えられない壁>>>>加工肉」といった感じ。備考としては、魚を食べるときは、回遊魚よりも小魚のほうが有害金属の量が少ないのでベターであります。


できれば横綱から関脇クラスを毎日食べたいものですが、それでは金がもたないので、せめて小結から前頭筆頭までのタンパク源をメインに回していきたいところです。前頭二枚目以降は、あくまで「時々は食べてもいいかなー」ぐらい。幕下については完全に撤廃が望ましいかと存じます。


Meat by Lisa Staudinger from The Noun Project


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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。