人生に成功する人間としない人間の違いは、5才の段階でハッキリと現れているそうだ
https://yuchrszk.blogspot.com/2015/08/5_23.html?m=0
「人生の成功は5才の段階で決まっている!」って調査がおもしろいのでメモ(1)。
これはペンシルベニア州立大の実験でして、まずは1991年に753名の5才児を集めて、幼稚園の先生たちに全員の性格を採点してもらったらしい。具体的には、
- 自発的に困った助けているかどうか?
- 他者の感情を理解するのが上手いか?
- 他者に物を分け与えることができるか?
- 指示されなくても友だちと協力できるか?
- 他人の意見をちゃんと聞けるか?
- エラそうにならずに自分の意見が言えるか?
- 他人にフレンドリーに接することができるか?
といった感じ。要は共感力の高さを調べたんですね。
で、20年後に再び調査を行ったところ、5才の時点で共感力が高かった子どもほど、
- 大学の卒業率が高い
- 若いうちに定職につく確率が高い
- 正社員である確率が高い
という傾向があったそうな。逆に、共感力が低かった子どもは、
- 逮捕率が高い
- 大酒を飲みがち
- 決まった家を持ってない確率が高い
- 公的扶助を受けている確率が高い
といった傾向が高かったみたい。「心の知能指数が高い人は年収も高くなる」なんてデータもありますし、やっぱ共感力って大事なんすねぇ。
研究者いわく、
共感能力が良い結果を生む理由はわかりやすいだろう。学校でも社会でも、いったん人間関係がうまくいけば、未来に良い影響をあたえることになる。
今回の研究により、子どもたちの社会性と感情の能力を伸ばすことが、彼らの将来にとって非常に大事だとわかった。
とのこと。幼稚園のころからガチの人見知りで協調性がゼロだったわたしには辛いデータであります。いちおう大人になってからも共感力は鍛えられるらしいんですけどね…。