とにかく肌にダメージを与えずに掃除をするなら「とれるNo.1」がベストではないか
ちょっと前の「健康的な美肌を目指すための肌バクテリア養成ガイド」で、「とれる No.1」って洗剤に軽く触れました。これは米ぬかを発酵させて作られたバクテリア入りの洗剤でして、室内に住む良い菌を殺さずにすむのが利点。微生物が汚れを分解してくれるんで、そのまま水で流せちゃうわけですね。
実際、一般的な洗剤で室内の良い菌を殺すと、お肌の調子や鼻炎が悪化しちゃうってデータ(1)は結構ありまして、わたしのようにアレルギー体質な人にはいいんじゃないかなーと思っております。
成分は有益微生物・米ぬか・フスマ・水だけ。殺菌剤も界面活性剤も入ってないので、普通に飲むこともできるんだそうな。エコ界隈では、こいつで髪を洗ったり、入浴剤として使ってる人も多いんだとか。わたしはまだ試したことはありませんが。
使い方は簡単で、汚れた場所にスプレーして1分ほど放置したあと、濡れぞうきんでふけばOKです。ここでは、肉を焼いた直後のフライパンで実験してみます。油まみれですねぇ。
で、1分間後にサッとふいたらこんな感じになりました。見事にピカピカであります。界面活性剤を使った洗剤とくらべると、やや油汚れには弱い印象があるんですけども、必要十分な性能は持っているんじゃないかと。フライパンのほかにも食器・お風呂・キッチン・家具なんかにもちゃんと使えますし。
ちなみに、バクテリア系の洗剤と肌の関係を立証したデータはないんですが、美肌のためには皮膚に住む微生物を大事にするのがポイントなのは間違いなし。少なくとも、わたしの場合は手荒れがなくなって喜んでおります。
と、なかなかお気に入りの商品なんですが、唯一の難点は臭いが強烈なところ。スプレーした瞬間に、腐ったスルメのような臭いが漂ってくるんですよ。もちろん、1分も立てば完全に無臭にはなるんですが、これは受け付けられない人もいるかも。個人的には、アレルギー対策の一環として、今後も使っていこうかと思っております。