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スタンディングデスクを24週間使うと頭がグンと良くなるらしいぞ

Standing
スタンディングデスクで頭が良くなった!」って論文(1)が出まして、ちょっとニヤニヤしておりました。


スタンディングデスクは、その名のとおり立って使う机のこと。わたしも2013年に導入して以降、いろいろと試行錯誤を重ねつつ現在はトレッドミルデスクを使ったりしています。

 
今回の実験はテキサスA&M大学によるもので、34人の高校生にスタンディングデスクを用意し、24週間にわたって立ったまま勉強を続けてもらったんだそうな。


授業風景はこんな感じ。立ち飲み屋みたいですね(笑)

Cognition standing desks
Credit: Texas A&M Health Science Center



その後、全員に認知テストを行ったうえで、特殊な装置で脳の働きを画像化したんだとか。そこでわかったことは、

  • スタンディングデスクを使った学生は
    • 脳の実行機能が激しく向上していた!
    • ワーキングメモリもガッツリ改善していた!

みたいな感じ。実行機能ってのは、目の前の問題を分析して、解決可能な状態にまで落としこむ脳の働きのこと。

  • 時間をマネージメントする
  • 大事な情報を記憶する
  • 読んだ内容を理解する
  • 考えた内容を簡潔にまとめる

といった能力に関わっております。超大事ですね。


いっぽうのワーキングメモリも脳の重要な機能で、短い時間だけ情報を頭の中にキープする能力を意味しております。この機能が高いと頭が良くなるのはもちろん、近ごろはメンタルも強くなると考えられてたり。


実際、脳の画像をチェックしたところ、スタンディングデスクを使った学生は前頭葉の血流が良くなってたとか。どうもスタンディングデスクには、運動と似たような脳力アップの効果があるっぽい。


研究者いわく、

スタンディングデスクを使い続けると、有意に実行機能とワーキングメモリがアップする。

今回の研究により、スタンディングデスクが認知神経の機能を改善することがわかった。過去の研究によれば、学校の運動プログラムでも似たような効果が出ているが、同じ仕組みが働いているのかもしれない。

とのこと。もちろん、この研究はまだ初期段階なんですが、なかなか興味深い結果じゃないでしょうか。


とりあえず、わたしは今後も時速3キロで歩きながら原稿を書いていくつもり。

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