韓国の「便所博物館」に行ってみたりとか
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所用で韓国に行きまして、前から行ってみたかった「便所博物館」に行ってみました。場所はソウルからバスで約1時間ほどで、ノンビリした田舎町のなかにポツンと建っておりました。
「便所博物館」はその名のとおりトイレに関するあれこれを集めたスポットで、世界トイレ協会会長だったシム・ジェドクさんが作った名物観光地になっております。
建物はこんな感じで、上空から見ると便器の形をしてるんだそうな。ちなみに、この建物はシム・ジェドクさんの自宅を改装したものだそうで、トイレにかける情熱がすごいっすね。さらに入館料も無料だったりして、なんとも酔狂なスポットになっております。
で、なかに入ると、道端できばってる男たちのブロンズ像がずらりと並んでまして、いきなり圧倒されるわけです。
展示内容はいろいろですが、とりあえずは大昔の韓国で使われてたいろんなタイプの便所を再現しているのが一番の見どころ。
板張りの便所で用を足す男の人形があったり、
ジョジョ第3部でおなじみの豚便所があったり(排泄物が豚のエサになるやつね)、
排泄物を運んで日銭を稼ぐ男の人形があったり、
ロープで尻をふく少年の展示があったりして楽しいです。
その他、古代の人間が用を足していた尿瓶みたいなのもあったんですが、造形が妙に可愛いくていいですね。
さらには「便器で考える人」やファンシーな糞を放り出す熊の象などの謎展示もありまして、ここらへんは完全にふざけてますね(笑)
また、建物の中には動物の便が展示して合ったり、便の形で体調を判断する方法の解説があったりと、なかなか教育的な内容になっておりました。お子さんを連れて行くには非常によろしいのではないでしょうか。
というわけで、「便所博物館」はシム・ジェドクさんの便所に対する異様な情熱が感じられる良いスポットでした。無料で1時間ぐらいは楽しめますんで、韓国においでの際は尋ねてみちゃいかがでしょうか(交通費はかかりますが)。