パレオダイエット的に最強のフルーツ、それはブルーベリー
以前に100円ローソンの冷凍ブルーベリーにハマッてるって話を書きましたが、その後いろいろ調べるうちに、わたしのなかではブルーベリーが最強フルーツの地位につきまして。
というのも、ブルーベリーほどいろんなご利益が実証されているフルーツって他にないんですよね。なかでも論文が多いのがDNAのダメージ修復効果で、ブルーベリージュースを4週間飲んだら酸化ダメージを受けたDNAが20%も回復したりとか(1,2)、25gの冷凍ブルーベリーを6週間食べたら心疾患のある患者のDNAダメージが13%も減少したとか(3,4)、実証例がやたら豊富。
もう一個は頭脳に対する効果で、65才以上の被験者にブルーベリージュースを12週間飲んでもらったところ、言葉がなめらかになり、記憶力が良くなり、幸福感もアップしたんだそうな(5)。また、この実験ではインシュリンの分泌が減る効果もあったそうで、糖質制限ダイエッターにもうれしいところかも。
さらにはアンチエイジング効果もありまして、75gのブルーベリーを食べたら身体の酸化レベルが下がったとか(6)、ブルーベリーシェイクを飲んでから運動したら筋肉のダメージ量が減少したとか(7)、100gのブルーベリーでリンパ液の酸化レベルが下がったとか(8)、まぁとにかく凄い。
で、各研究を見ていると、1日に500〜1,000mgのアントシアニン(ブルーベリーにふくまれるポリフェノール)を摂ればOKな感じ。これはブルーベリーに換算すると60〜120gなので、100円ローソンの冷凍ブルーベリーを一袋食べれば十分ですな。これなら1日の糖質量は10g以下で済むし、やはりパレオダイエット的に最強のフルーツといっていいんかなかろうか。
credit: Simply Bike via FindCC