牛乳は脳の健康にいいらしい
https://yuchrszk.blogspot.com/2015/03/blog-post_81.html?m=0
牛乳の健康効果に関しては賛否両論がありますが、近ごろ「牛乳が脳の酸化を抑える!」って論文(1)が出ておりました。
これはカンザス大学の実験で、60人の高齢者を対象に、全員の普段の食事を調べたうえで脳をスキャンしたんですね。すると、いつも牛乳をよく飲む人ほど、体内のグルタチオン量が多く、脳の酸化ストレスが少ないことがわかったんだとか。
研究者いわく、
酸化ダメージは、車にこびりついたサビのようなもの。長いあいだ放っておくとサビがたまっていき、深刻なダメージの原因になる。(アルツハイマーとかパーキンソン病とか)
(中略)
長らくの間、牛乳は骨と筋肉の発達に重要だと考えられてきた。しかし、今回の実験は、牛乳が脳にも良い可能性を示している。
とのこと。いっぽうで、グルタチオンは、非常に酸化をおさえるパワーが強い成分で、一部では「抗酸化の王様」とも呼ばれております。言わずもがな、酸化ストレスは「慢性炎症」を引き起こす老化の元凶ですんで、積極的に対策していきたいところ。
ちなみに、グルタチオンは、ほかにも「グラスフェッドビーフ」(牧草牛)やホエイプロテインにも多くふくまれてまして、乳製品にアレルギーがある方は、こちらを利用してみるのもアリ。
さらに余談ですが、グルタチオンは肝臓の解毒効果をガッツリと高める作用があるので、お酒が好きな方にもオススメ。具体的には、「酒飲みの肝臓に効くサプリを、効果が高い順に5つ選んでみた」をご参照くださいませ。
credit: Peter Soltys via FindCC