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時速2kmで歩きながら原稿が書ける「トレッドミルデスク」を自作してやったぞ

Tredmilldesks

こないだ、「消費カロリーを増やすにはトレッドミルデスクがベスト!」なんて話を書いておきながら、自分ではまったく実践できておりませんでした。



 

 



軽くおさらいしますと、トレッドミルデスクは、ランニングマシンに仕事机を組み合わせたガジェット。1日の消費カロリーが増えるのはもちろん、集中力があがる!とか仕事の生産性があがる!なんてデータもありまして、欧米の健康ギークの間ではマストアイテムになりつつあるんですな。



日本でも、慶応大の坪田一男さんやアンチエイジング本で有名な川田浩志さんなどが愛用してまして、わたしも一昨年ぐらいから導入を模索しておりましたが、専用のトレッドミルデスクは20〜30万円もするんで、どうにも手が出せずにおりましたが、そんな状況下、Amazonで見つけたのが「PURE RISE(ピュアライズ)」のウォーキングマシンであります。

 



かなりコンパクトなサイズ(タテ108cm×ヨコ51cm)で、お値段は15,380円。こいつを、いま使ってる激安スタンディングデスクの下に置けばいいんじゃないか、と。


そんなわけで、結果は上の写真のようになりました。たんにトレッドミルを机の下に置いただけ。操作バーを上にあげると机にぶつかっちゃうんで、折りたたんだままにしております。この状態でも普通に動いてくれるんですね。

 

 



操作盤はシンプルで、時速は0.5〜6kmまで0.1km刻みで調整可能。海外サイトを見てると時速0.8〜3.2kmぐらいのスピードで使ってる人が多いみたい。ちなみに、1時間あたりの消費カロリーで換算すると、

  • 座りっぱなし:5〜10kcal
  • スタンディングデスク:20〜30kcal
  • トレッドミルデスク(時速1.6km):80〜100kcal
  • トレッドミルデスク(時速3.2km):130〜150kcal
  • トレッドミルデスク(時速4.8km):180〜200kcal


ぐらいの感じ。かなりの差が出てきますねぇ。

 

 

試しに、まずは0.5kmから始めてみましたが、軽く机が揺れるものの、キーボード入力にはなんの問題もありませんでした。画像処理とかの微妙な作業の場合は、さすがにツラいのかもしれませんが、まだ実験しておりません。

 

 

その後もジワジワとスピードを上げてまして、この文章は時速2kmで入力しております。やはりとくに問題なし。うーん、すばらしい。

 

 

そんなわけで、激安スタンディングデスクとトレッドミルの組み合わせでも、十分に作業はできそう。いま使ってるスタンディングデスクが10,780円なので、あわせて26,160円でトレッドミルデスクが手に入ったことに! …って、興味がない方にはこの興奮が伝わらなさそうですが、個人的には非常に感動しております(笑)

credit: Legozilla via FindCC


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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。