リンゴとグリーントマトでアラフォーの筋肉の衰えが防げるらしいぞ
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アラフォーともなれば、日ごとに筋肉は衰えていくもの。一般的には30才を過ぎたあたりから筋肉は減り始め、10年ごとに3〜5%ずつの筋肉が失われていくくと考えられております(1)。
ところが近ごろ出た研究(2)によれば、リンゴとグリーントマトで筋肉の低下を防げるんだとか。これはアイオワ大学の実験で、年を取ったマウスを使って、
- ウルソル酸:リンゴの皮にふくまれる
- トマチジン:グリーントマトの皮にふくまれる
といった2つの成分を2カ月にわたって食べさせたんですね。その後で全体の体を調べたところ、2つの成分を食べたマウスたちは、
- 筋肉量が10%アップ
- 筋力が30%アップ
といった違いが現れたらしい。なかなかの成果ですねぇ。
こういった現象が起きるのは、ウルソル酸とトマチジンがATF4ってタンパク質のスイッチをオフにしてくれるから。ATF4は筋肉を劣化させる遺伝子に関わってまして、こいつがオフになると筋肉の老化も遅くなっていくんですな。
研究者いわく、
年を取れば誰でも実感するように、年齢とともに筋力は下がり筋肉量も衰えていく。この問題は、人生の質に大きな影響をあたえる。筋肉の減少により体を動かす能力が下がり、そのせいでさらに筋肉も減っていく。
しかし今回の実験の結果によれば、ウルソル酸とトマチジンには、加齢にともなう筋肉の弱化と衰えをふせぐ可能性がある。また、ウルソル酸とトマチジンは、筋肉が衰える原因を解くためのツールにもなり得るかもしれない。
とのこと。確かに昔からウルソル酸はスポーツ系サプリとして売られてきたんですが、遺伝子の発現に関わってたとは知らなんだ。ほかにも、ホーリーバジルの成分としても有名ですね。
もちろん、これはまだマウス実験の段階なんですけども、ホーリーバジルはストレスと疲労への効果も高いハーブなんで、あらためて気になってまいりました。試してみるべか。