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魚を焼くならオリーブオイル最強。ひまわり油は有害物質ができちゃうらしいぞ

Fish

 

魚を焼くならオリーブオイルが最強!」って論文(1)がいい感じだったのでご紹介。

 

 

これはバスク大学の実験で、料理の熱で油がどう変化するかを調べたもの。具体的には、

 

  • エクストラヴァージンオリーブオイル
  • サンフラワー油
 
の2種類を170℃に加熱したうえでタイとスズキをフライパンとレンジ焼き、それを核磁気共鳴装置でチェック。全体の脂質プロファイルがどうなったかを調べたんですね。

 



 

そこで何がわかったかと言いますと、

 

  • オリーブオイルで焼いた魚は、脂質の酸化ダメージが非常に少なくてすむ
  • サンフラワー油で焼いた魚は酸化が激しく、アルデヒドのような有害物質が生成された

 

みたいな感じ。もともと高温調理がよくないって話は何度か書いてますが、特にサンフラワーのようなサラダ油は酸化に弱く、魚を焼くと有害物質までできちゃうんだ、と。

 

 

ちょっと前にも「オリーブオイルで野菜を炒めると健康効果がアップする」なんて話がありましたし、やっぱりオリーブオイルは料理油としてかなり優秀な感じ。まぁパレオダイエットをやってる方なら、オリーブオイルかココナッツオイルがメインでしょうから、ぜひそのまま続けていただければと。


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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。

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