日常にひそむアレルギー食品を避けるには?「アレルギー対策用パレオダイエット #3」
https://yuchrszk.blogspot.com/2017/05/3.html?m=0
「アレルギー対策用のパレオダイエット」について考えるシリーズの3回めです。
前回はアレルギーや自己免疫疾患の人が避けるべき食品リストを並べたわけですが、ここで難しいのが、こっそりとNG成分が使われているパターン。とくに小麦や豆類はいろんな食品に入っていて、つい見過ごしがちなんですよ。
ってことで、今回は「日常にひそむアレルギー食品」について見ていこうかと思います。以下のものは症状を悪化させるかもなので、できるだけ避けたほうが吉。
麦系・グルテン系
小麦やグルテンは本当にいろんな食品に使われてるんで、完全に避けるのは至難の業。まずは「加工食品を止める!」ってルールを徹底するのが基本ですが、それでも難しいんですよね。
ってことで、意外と見過ごしがちな麦&グルテン利用品はこんな感じです。
- ベーコンなどの加工肉全般
- サラダドレッシング
- ソース
- ビール
- ウイスキー
- ブイヨン
- コンソメ
- 麦芽飲料(ミロとか)
- 青汁
- 醤油
- アイスクリーム
- シロップ全般
- 米粉やそば粉などの粉系全般
- ライスペーパー
- 練り物全般
- すり身全般
- 一部のスパイス(特にスパイスミックス系)
- お麩
- クルトン
- 水飴
- モルトビネガー
- 一部の豆乳(製造過程で大麦を使う場合がある)
- ピラフ(大麦が入ってる場合がある)
- 市販のマリネ系食品
- 加工でんぷん
- 野菜や果物に使うワックスや樹脂
- バルクで売ってる食品(他の食品から麦が紛れ込んでる可能性がある)
- 一部のサプリ(ラベルを要確認)
- 切手とかの糊
- 美術用品全般
- 一部の化粧品やシャンプーなど
豆類系
続いて、見過ごしがちな豆類です。こちらもいろんなものに使われてますねー。
- マヨネーズ
- チョコレート
- 味の素
- オカラ
- キャンディ
- ブイヨン
- 醤油
- 味噌
- もやし
- きな粉
- テンペ
- テリヤキソース
- 健康系のスナック(カロリーメイトとか)
- 加工肉全般
- プロテインパウダー
- アジア料理全般(中華、韓国、タイなど)
- 乳化剤
- 豆乳系全般
- 加水分解ダイズタンパク(化粧品などに使われる)
- 果物のワックスや農薬の展着剤
- 一部のビタミン系サプリ(ラベルを要確認)
コーン系
最後にコーン系です。これまた加工食品の定番ですし、化粧品やサプリにもよく使われてたりします。
- アルコール
- お酢
- ベーキングパウダー
- 果糖ブドウ糖液糖
- 味の素
- 砂糖
- バニラ
- ハチミツ
- カラメル
- モルト
- 濃縮還元のフルーツジュース
- コーンシロップ
- コーンスターチ
- 水あめ
- 人工甘味料
- 人工香料
- セルロース
- ヤシ油
- デシルグルコシド(スキンケア用品に入っている)
- 加水分解トウモロコシタンパク(スキンケア用品に入っている)
- pH調整剤
- 乾燥剤
- グリセリン
- デキストリン
- 一部のサプリ
- ビタミンC
- ビタミンE
- カルシウム
- クエン酸
- グルコサミン
- アスタキサンチン
- イノシトール
まとめ
ってことでいろいろまとめましたが、サプリなんかにも使われているのがツラいとこですね。正直、サプリのなかのアレルギー源を識別するのはめんどうなんで、アレルギーの方は自然の食品だけで食事を済ますほうが無難かも。
もちろん、ほんの微量な成分でどれだけアレルギーが悪化するのかは議論がわかれるとこですけど、なんせアレルギーや自己免疫疾患はまだまだ謎が多いんで、やれることは全部試すしかないんですよね。
また、言わずもがなですが、以上のリストは「極度のアレルギー&自己免疫疾患の対策用」なので、健康体な人は気にしなくてOKです。一部には「すべての小麦を避けよ!」みたいな過激な健康オタもいますけど、たんに人生の自由度がせばまるだけなんで。