顔の横幅が広い人は浮気がちでモテるかも!という論文
参加者の顔の比率を計った
「顔の横幅が広い人は浮気がち!」って論文(1)が出ておりました。
これはニピッシング大学の研究で、314人の学生を対象にしたもの。まずはそれぞれにアンケートを行って、それぞれにこれまでの恋愛遍歴なんかを聞いたらしい。
そのうえで、全員の顔のタテとヨコの長さを計測し、ヨコの数字をタテの数字で割ったらしい。顔の横幅は左右の頬骨の距離を取り、縦幅は眉毛から上唇までの長さを取ったとのこと。
顔のヨコ幅が長い人はお盛ん
で、顔のヨコタテ比率(FWHR)と恋愛遍歴をくらべたところ、こんなグラフになりました。
まー、そこまで明確な相関ではないものの、顔のヨコ幅が長くてタテ幅が短い人ほどお盛んだって傾向が出ております。ちなみに、ヨコ幅が長い人は浮気する傾向も高かったそうで、どうも顔のヨコタテ比は、そのへんの人格形成と関係があるみたい。この現象は性別を問わず、男女で同じ傾向が見られたとのこと。
顔のヨコ幅が長いとテストステロンが高い
こういった現象が起きるのは、ざっくり言うと顔が横に長い人ほどテストステロンが多い傾向があるからです。どうやら思春期にテストステロンが多かった場合、顔が横に成長しやすいみたいなんですな。「薬指が長い人ほど年収が高い」みたいな話と同じ仕組みっすね。
その理由はよくわからんですが、2014年の実験(2)でも「顔が横に広い男はモテる!」って結果が出てるのがおもしろいところ。なんでも顔が横に広いと「男らしい!」と思われるせいでモテやすくなるんだそうな。この点で、やっぱ顔の幅はテストステロンの指標になってそうな感じ。
データを見てますと、ヨコタテ比が0.2を超えたあたりから「顔がヨコに広い」とみなされるっぽい。かなり微妙な違いなので、私たちが日常的に使えるかどうかは微妙なんですけど、とりあえず気になる相手がいたら、顔写真でタテヨコ比を計ってみるとおもしろいかも。