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子供が自然で遊ぶと頭は良くなるしメンタルは安定するしでいいことだらけだぞ!というメタ分析の話

 

自然の中で遊ぶといいよ!」とはよく聞く話で、メンタルは改善するし、睡眠の質もアップするし、もちろん健康にもいいしで、私も定期的にアウトドアに出かけないとなーとか思ってるわけです。

 

 

でもって新しいデータ(R)は、「子供が自然で遊ぶとどんなメリットがあるの?」って問題をガッツリ調べてくれていてとても良かったです。子育て中の方はもちろん、大人にもかなり参考になるんじゃないでしょうか。

 

 

これは2〜12歳の子供が自然で遊ぶとどうなるかをまとめたメタ分析で、2001〜2017年に発表された2,927の先行研究から質が高めな16件をチェックしてくれております。事前にレビュープロトコルを登録してるし、PRISMAのガイドラインにも従ってるしで、かなりいい感じではないかと。

 

 

で、まずはこの研究で「自然での遊び」をどう定義しているのかと言いますと、

 

森、緑地、屋外、庭などをふくむ自然の中で行われる非構造的で自由な遊び。その遊びには、植物、岩、泥、砂、庭、森、池といった自然の要素を使う。

 

みたいな感じ。自然のなかで”非構造的”に遊ぶのがポイントで、たとえばスポーツみたいに明確なルールがあったり、オリエンテーションみたいにはっきりした目的がある場合は、この論文が定義する「自然での遊び」にはふくまれないことになります(このレビューでは「野外教育プログラム」も除外されてる)。

 

 

念のために研究チームの言葉を借りると、

 

自然の遊びとは、自然の中で自由に遊ぶことです。泥のパイを作ったり、落ちている木でフォークを作ったり、屋外で冒険したり、自由に服を汚したりすることです。

 

とのことで、とにかく無心で自然を楽しむことが大前提になっております。その上で、このレビューでどんなポイントをチェックしたかと言いますと、

 

  1. 自然で遊ぶと創造性はアップするか?
  2. 感情は安定するか?
  3. 健康レベルは改善するか?
  4. 社会性はアップするか?
  5. 頭は良くなるのか?
  6. 身体の活動量は増えるか?

 

といったあたりです。どれも幸福な人生を送るためには欠かせないポイントばかりっすね。

 

 

そこで、分析の結果こんなことがわかりました。

 

自然の中で遊ぶことで、まず子供はバランス感覚、フィットネス、筋力などの身体能力を身につけることができる。

 

そして、自然の中で他の子供と遊ぶうちに交渉スキルが磨かれ、さらには共有と友情の概念を学び、それが感情の安定や、コミュニケーション能力の向上に貢献する。 

 

ってことで、自然のなかで自由に遊んでいると、健康になるし、社会的スキルは身につくし、感情は安定するし、創造性がアップして頭も良くなるしで、なんともいいことだらけなんだそうな。

 

 

さらに研究チームいわく、

 

私たちの研究は、自然の遊びに関する一連の研究を厳密に見直し、子供たちの発達に与える影響を明らかにした最初の研究となる。今回の調査結果は、自然の遊びと子どもたちの発達に良い関係があることを示した。

 

とのこと。総合すると、結果の数値には多少のばらつきがあるものの、全体的に見れば自然の遊びが最高なのは間違いなさげっすね。

 

 

もちろんこれは子供だけを対象にした研究なんですけど、大人を被験者にしたテストでもアウトドアには良い成績が出てますんで、おそらく万人にとって良い影響があるだろうと思っております。私ももっと外に出ないとなぁ‥…。


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