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腸内環境を整えれば賢い人間になれるのでは?仮説

腸内環境はめちゃくちゃ大事!とつねひごろから書いてるわけですが、新たに「腸内細菌が改善するほど頭が良くなる!」みたいなデータ(R)が出てておもしろかったです。以前にも「お腹をこわすと頭まで悪くなる!」って話を紹介しましたけど、新たな知見が加わった感じっすね。

 

今回のがどんな研究だったかと言いますと、

 

  1. 28歳から97歳までの男女187名を集めて、孤独感、知恵のレベル、思いやり度などを調べる

  2. みんなの糞便サンプルを分析し、腸内細菌の多様性をチェックする

 

みたいになってます。この研究では「知恵」を「認知機能が高いだけでなくて、感情のコントロールができる状態」を意味しております。このブログでも何度か紹介してきた「賢者」みたいなもんですね。

 

 

すると、腸内細菌と知恵にははっきりした傾向がありまして、研究チームいわく、

 

孤独感が低く、知恵、思いやり、社会的なサポートや関与のレベルが高いほど、腸内細菌叢の系統的な豊かさと多様性が高いことがわかった。

 

って結果だったそうです。賢くて社会を良くしようとがんばってる人ほど、腸内に住んでる細菌の種類が豊富で量も多いんだ、と。いやー、不思議なもんですねぇ。

 

 

腸内環境と脳機能の調査ってそこまで進んでないので、まだ「なんでこういう現象が起きるの?」ってのは謎なんですけど、

 

 

ってのが昔から言われてるのは確かですからねぇ。研究チームも、「腸内細菌の種類が減って、肥満、炎症性腸疾患、大うつ病性障害などの疾患が起きやすくなるのと関係があるんじゃないの?」指摘しておられます。

 

孤独感は、腸内フローラの安定性を低下させ、その結果、ストレスへの抵抗力や回復力を低下させ、全身性の炎症といった生理的影響につながる可能性がある。

 

したがって、孤独な人は、さまざまな病気を発症しやすいのかもしれない。

 

孤独な人ほど体を壊しやすいってのはよく言われますけど、その原因は腸内環境も一役買ってるんじゃない?みたいな仮説ですね。確かに腸内から病原菌が入りまくってたら、人体のリソースはそっちの対処にリソースを割くでしょうから、脳が万全に機能しづらくなる可能性はありますもんね。

 

 

もっとも、この研究だけだと因果関係はわからんので、

 

孤独感によって腸内フローラの変化がもたらされるのかもしれないし、逆に腸内環境の変化が個人を孤独にさせるかもしれない。腸脳軸の現象をよりよく理解するためには、もっと徹底的に調査する必要がある。

 

とチームは釘を刺しております。そこらへんはご注意ください。

 

 

まぁ過去の動物実験などでは、腸内フローラが社会的な行動に影響を与えている可能性も示唆されてはいるんで、「もしかしたら腸内細菌を整えれば賢い人間になれる………かも?」ぐらいにお考えください。どうぞよしなに。


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