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自宅筋トレ野郎の必須アイテム「アジャスタブルダンベル」のススメ

2015 05 21 14 46 10

アジャスタブルダンベルへのご質問をいただきました。

1年前の記事、クリッパーのダンベルですが、まだ使われてますか? このダンベルについてのレビューや情報が貴ブログしか見つからなかったので、1年使用されての感想などお聞かせいただけたらと思い、連絡させていだきました。


とのこと。1年前の記事は以下になっております。




軽くおさらいしますと、アジャスタブルダンベルは、ダイヤルを回して自由に重さを変えられるダンベル。わたしが買ったのはクリッパーという業者さんのものですが、ほかにもハイガーやらSANICHIやらいろんなところから似た商品が出ております。基本的にはアメリカの有名なOEM商品なので、品質はどれも同じはず。値段もほぼ同じで、だいたい54,000〜58,000円の範囲。

 

 

決して安くはない買い物ですけども、結論を言えば、すでに元はとった気がします。というのも、

  • 負荷を素早く変えられる:当たり前ですが、アジャスタブルダンベルの一番のメリット。5〜40kgの範囲で重さを自由にいじれるんで、各メニュー間で筋肉が必要以上に回復しちゃう事態をふせげます。当初は重量変更に40秒ぐらいかかってましたけど、1週間ぐらいでコツをつかんでからは10秒ぐらいで済むようになりました。いまやってるHITトレーニングは各メニュー間の休憩を30秒に設定しているので、とても助かっております。ネジを回すタイプのダンベルだと、重さを変えるのに1分はかかったりしますからねぇ。

 

  • 設置スペースが小さい:わたしは5畳半ほどの小部屋で筋トレをしてますんで、設置スペースが不要なのは本当にありがたいところ。2つをあわせても50cm×55cmぐらいのスペースに収まるので、デスクわきにチンマリと置いております。

 

  • 耐久性が高い: ほかの高級ダンベルにくらべて格段に安価なので、半年ぐらいでガタがくるんじゃないかと不安でしたが、いまのところ杞憂でした。この1年の使用頻度は平均で週3回ぐらいで、とくに「BodyBeast」をやってたころは週6のペースで使ってましたが、いまだ何のガタツキもなし。ダイヤル部分も問題なくスムーズに動いています。

 

  • 最大重量がデカい:片方で最大40kgまで増やせるので、そこそこガチの筋トレにも対応できる感じ。健康増進が目的で使うぐらいならこの重さは不要ですが、いまやってるHITトレーニングだとフロアプレスで80kgぐらいを上げるのが1つの目標になりますんで、自宅トレーナーにはこれぐらいの重量は必須。逆に、これ以上を目指す方はジムに行くべきなんで、買う必要はないかと思います。


といった感じ。個人的には、耐久性の高さが予想以上だったのがうれしいところです。もっとも、わたしはボウフレックスのような高級品を使ったことがないので、そのへんとの比較はよくわからないわけですが。


いっぽうで唯一の難点が、グリップ部分の仕上がり。

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握りが金属のボツボツになってるんですけど、 20kgを超えたあたりから手が痛くて持つのがツラくなってくるんですよね。

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 なので、いまは100円ローソンで買った作業用の軍手を使いながらトレーニングしています(笑)。まぁ大した問題じゃないですが。


そんなわけで、恐る恐る買ってみたアジャスタブルダンベルですが、非常に満足しております。「筋肉をキッチリ限界まで追い込みたい!」という方はジムに行くべきですが、わたしのような中級ホームトレイナーには、お値段に見合ったメリットがあるかと思います。

 

 

さらに余談ですが、Amazonでクリッパーさんの商品を見てたら、大リーグボール養成ギプスにそっくりの筋トレグッズがあって笑ってしまいました。消える魔球が身につきそう。

 


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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。