ファストフードのことを考えるだけで貧乏になることが明らかに
https://yuchrszk.blogspot.com/2014/06/blog-post_4084.html?m=0
「ファストフードのことを考えると貧乏になる」と主張する論文がおもしろかったのでメモ。
論文を出したのは、「ファストフードのロゴを見るだけでも人間の幸福感は下がる」 と同じ研究者。よほどファストフードが憎いんでしょうか。
「ファストフードのことを考えると貧乏になる」といっても、
- ファストフードのことを考える
- ファストフードが食いたくなる
- ファストフードは美味い
- ファストフードにお金を使い過ぎちゃう
- 貧乏になる
って話ではなく(笑)、
- ファストフードのことを考える
- 脳の報酬を求めるエリアが刺激される
- ドーパミンが出て、目先の誘惑に弱くなる
- いろんなものにお金を使うようになる
- 貧乏になる
ってことらしい。おもしろいことに、統計データを調べると、ファストフードの近所に住んでいる人ほど貯金額が低い傾向があったそうな。
まぁ、この研究はファストフードがどうこうよりも、いかに目先の誘惑に勝つ意思力を鍛えるかが大事って話です。「WILLPOWER 意志力の科学」や「スタンフォードの自分を変える教室」を読んでも思いますが、最近の心理学は「セルフコントロール能力こそが人生の成功のカギだ!」って説が主流になりつつあるっぽいですね。