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BMIはもう時代遅れ!これからはWHtR(身長とウエスト比率)だ!

Belly

肥満度のチェック用に長らく使われているBMI。身長と体重の関係から割り出す指標の1つですが、けっこう前から「実はあてにならないんじゃない?」って声がありまして。




その問題点をざっくりまとめますと、

  • そもそもが1800年代に数学者が作った超古い計算法である
  • 筋肉量が多いせいで体重が重い人も「肥満」なってしまう
  • 白色脂肪(いわゆる体脂肪)と褐色脂肪(体脂肪を燃やす良い脂肪)の違いが出ない

といったところです。とくに最後の褐色脂肪に関しては、激しく体の代謝を高めてくれる善玉の脂肪でして、こいつが増えるぶんにはまったく問題なし。ところが、BMIは脂肪の種類を考慮にいれてないもんで、褐色脂肪が多い場合も「肥満」になっちゃうわけですね。


ちなみに、褐色脂肪細胞については前にも取り上げてますんで、くわしくは以下をご参照ください。


さて、そんなわけでBMIの否定論は昔からあったんですが、「じゃあどうすれば?」ってあたりを調べたのが、オックスフォード・ブルックス大学の新しい研究(1)であります。


これは、イギリス政府の健康調査を使った統計分析で、およそ3,000人分のデータをを洗いなおしたところ、以下の方法のほうが、BMIよりも確実に肥満度を判断できることがわかったそうな。

  1. ロープで身長の長さを計る
  2. 計ったロープを半分に折る
  3. 追ったロープを腹回りに巻きつける
  4. ロープの長さがあまったらOK!

つまり、身長を2で割った数字がウエストサイズより小さければ大きければいいんだ、と。これはわかりやすいですねぇ。


実際のデータでは、BMIでは「正常」と判断された人のうち実は12%が肥満だったそうなんですが、この方法を使うと、体重は軽くても腹回りの脂肪が多い「リンゴ型」肥満をあぶり出せるので、かなり正確にメタボを判断できるそうな。また、褐色脂肪はおもに背中につくので、善玉脂肪の影響もとりのぞけるわけですね。


研究者いわく、

研究者いわく、WHtR(身長とウエスト比率)は、肥満の健康リスクを判断するうえでBMIより優れているだけではない。トレーニングがいらず、誰にでも簡単に使えるのがポイントだ。

とのこと。BMIでは問題がなかった人も、ちょっと試してみる価値がありそうですな。
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41才のプロパレオダイエッター/編集者/ライター/NASM®公認パーソナルトレーナー。国内外の学術論文を読み漁るのが好きな人。パレオダイエットの本を書きました。