デブと老化をもたらすストレスホルモン「コルチゾール」の高止まり減らす5つの方法
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ストレスホルモンの代表例といえばコルチゾール。とかく美容や健康の世界で取り上げられることの多いホルモンであります。
それも当然で、体内のコルチゾール量が多いと、
といった問題が起きちゃう。もちろん短時間だけの上昇ならまったく問題ないものの、栄養不足や慢性的なストレスが続くとコルチゾールの量が高止まりするんですな。
この問題を根本的に正すには徹底的にストレスを減らすしかないんですが、対症療法として手軽に使える技もいくつかありますんで以下に並べときます。
1 正しいエクササイズ
筋トレがコルチゾール対策に効くのは、ちょっと前にも書いたとおり。ただし、以下のポイントを守らないと逆にコルチゾールが増えちゃうんでご注意ください。- 長時間の有酸素運動はしない:基本的にマラソンやランニングをしている人は慢性的にコルチゾールが高め(4,5)。エクササイズの時間が45分を超えたあたりから、劇的にコルチゾールの量が増えることがわかっております。運動は長くても1時間以内でサクッと終わらせましょう。
- もともと精神的なストレスが多い人は運動をしない:仕事やプライベートでストレスが多い状態でジムに行くと、軽いトレーニングでもコルチゾールが激増しちゃう(8)。まずは日常のストレスを減らすとこから始めましょう。
おおまかなガイドラインとしては、筋トレは週2回で十分。多くても週4回がリミットでしょう。有酸素運動に関しては、1時間を超すランニングは厳禁。20分のHIITか7分間ワークアウトでも必要な健康効果は得られますんで。もし日常のストレスが多い場合は、ウォーキングぐらいにとどめておくべき。
2 ビタミンCを飲む
コルチゾール対策用のサプリとして、もっとも研究例が多いのがビタミンC(9,10)であります。特にエクササイズで分泌されたコルチゾールを取りのぞく効果が高いので、筋トレ後には積極的に飲んでいきたいところ。また、2002年の実験(11)によれば、ストレスがかかりそうな場面の前にビタミンCを飲んでおくと、コルチゾールの分泌を減らせるんだとか。実験では1日に3gのビタミンCを3回にわけて摂取している模様。テストの本番や大事なプレゼンの前に飲んでおくとよさげです。