脳のおとろえを防ぐ15の食品と、脳にダメージを与える6つの食品
https://yuchrszk.blogspot.com/2015/04/15.html?m=0
「『MIND食事法』がアルツハイマーの発症率を5割も下げるよ!」ってデータ(1)がおもしろかったのでメモ。
これはラッシュ大学の調査で、58〜98才の男女923人を4年半にわたって追跡しまして、食事と認知機能の関係を調べたんですね。すると、脳にいい食品をメインにした「MIND食事法」を実践した人は、認知機能がおとろえる確率が53%も下がったとか。
「MIND」は「神経細胞が死ぬのをふせぐための地中海式&DASH食事法による介入(Mediterranean-DASH Intervention for Neurodegenerative Delay)」の略。地中海式ダイエットは野菜、果物、オリーブオイル、魚介類を豊富にとる食事法で、過去の研究でもかなり良い成績を出しているメソッドですね。
また、DASHダイエットは、高血圧治療のために生まれた方法で、飽和脂肪酸を減らして野菜と魚介を増やすのがポイント。これまた健康効果が高いと言われる手法であります。
この2つを組み合わせた「MIND食事法」がオススメする15の食品は以下のとおり。
- 緑黄色野菜
- 淡色野菜
- ナッツ
- ベリー類
- 豆類
- 全粒穀物
- 魚
- 鶏肉
- オリーブオイル
- ワイン
一方で、脳に悪い6つの食品はこちら。
- バター
- マーガリン
- チーズ
- お菓子
- 揚げ物
- ファストフード
で、具体的な食事法はこんな感じ。
- 1日に250gの野菜を食べる
- 1日にグラス一杯のワインを飲む
- 1日に16gのナッツを食べる
- 1日に48gの全粒穀物を食べる
- 豆類を毎日食べる
- 週に2回は鶏肉とベリーを食べる
- 週に1回は魚を食べる
このなかでも効果が高いのがブルーベリーだそうで、研究者いわく、
ブルーベリーは、もっとも脳を守る効果が大きい食品の1つだ。過去の研究によれば、イチゴも認知機能を守るために働く。
とのこと。パレオダイエッターとしては、豆と全粒粉の摂取量が多いところが気になりますが、加工食品も完全にはぶいて野菜や魚を大量にとるのは大賛成。あと、やっぱりブルーベリーは最強という結論ですなぁ。