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失読症の人が見ている世界を再現したサイトがすごい

Boy 2862

 

レディットで見つけた「失読症の方が見ている世界を再現したサイト」(1)が、なかなかインパクトがありました。

 

 

失読症は学習障害の一種で、理解力には問題がないのに文字の読み書きができない症状を指しております。トム・クルーズやスピルバーグなど、失読症に苦しんでいる有名人も多め。

 

 

で、失読症の方は、ウェブの文字がこのように見えているらしい。

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うーん、こりゃすごい。失読症の概念は知ってましたが、こんなに文字がグニャグニャ動くもんだったとは…。



ちなみに、レディットの書き込みによれば、

 

僕も失読症だけど、この画像は正確だよ。ちょっと激しいケースだけどね!

 

ところで、これは失読症の人が見ている世界じゃないとか言ってる奴らへ一言。……そんなの当たり前だろ!失読症じゃない人に、失読症の正確な感覚なんて伝えらんないよ。でも、この画像は、その感じにめっちゃ近いよ!

 

とのこと。一説には子どもの12人に1人は失読症の可能性があるそうですが、これじゃあ勉強なんかできませんな。

 

 

ただ、ミドルセックス大のニコラ・ブランズウィック博士によれば(2)、失読症の人は空間の認識力が高く。地図を読んだり絵を描くのが上手いケースが多いとのこと。アーティストに失読症が多いと言われるのは、そのへんが関わってるのかもですな。

 

 

いまのところ失読症の明確な対策はないので、現時点ではメリットを伸ばす方向で考えたほうがよさげ。いずれにせよ、今回の画像は、失読症のハードさを教えてくれるナイスな試みではないかと。


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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。

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