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イギリス栄養士協会が選ぶ「やっちゃいけないダイエット」5選

Britain

そろそろ今年の総まとめが出てくるシーズンということで、イギリス栄養士協会が「やっちゃいけないセレブダイエット!」を5つ選んでおりました(1)。有名人が実践するダイエット法が流行るのはどの国でも同じなんですが、「なかには体に悪いものも多いから気をつけてねー」ってのが趣旨であります。


では、具体的に何が選ばれたかと言いますと、


1.ローヴィーガンダイエット
生野菜だけを食べようぜ!っていう食事法で、グウィネス・パルトロウなんかが推奨してる模様。日本でも一部で流行ってますよね。


しかし、イギリス栄養士協会の見解は「生のほうが良いと信じる理由は何もない」とバッサリ。さらに「子供や妊婦にはよろしくない」と警告しておられます。


当ブログでも、以前に「ローフードダイエットが科学的におかしい3つのポイント」や「ベジタリアンは栄養不足に気をつけてね」って話を書いてますんで、このへんは非常に納得。


2.アルカリンダイエット
アルカリ性の食品を増やして、酸性の食品を減らそうぜ!っていう食事法で、こちらもグウィネス・パルトロウが支持してみるみたい。アルカリンダイエットの支持者は、「過剰な酸」のせいで肝臓病や癌が起きてると考えてるそうな。うーん。


で、当然ながらこの手法には何の裏付けもなし。というか、このダイエットで痩せるのは野菜やフルーツの消費量が増えるからだ、というごもっともな指摘がなされておりました。そりゃそうですな。


3.ケイティー・プライス
まったく初耳だったんですが、どうやら海外では有名なダイエットシェイクらしい。カルニチンが配合された185kcalのドリンクで、こいつを飲むと空腹が消えて引き締まった体になれるんだとか。


が、当ブログでも書いたとおり「カルニチンのダイエット効果は微妙」だし、イギリス栄養士協会いわく「健康的じゃないし、長期間続けるもんでもない」とのこと。そりゃそうっすよね。


4.ピオッピダイエット
こちらも初耳でしたが、どうも「地中海式ダイエット」に「低糖質ダイエット」と適度なエクササイズを組み合わせたような食事法らしい。野菜と魚な好きなだけ食べてもいいけど、肉と炭水化物は食べちゃダメらしい。これまた変わった手法ですな。


で、イギリス栄養士協会いわく「伝統的な地中海式ダイエットは体にいい。しかし、地中海式ダイエットは低糖質ダイエットではない」とのこと。


これは私も同意見で、「地中海式ダイエット」の有効性を示すデータは多いいっぽうで、「糖質制限ダイエット」が特に減量法として優位性がないのは間違いないところ。これなら普通に地中海式ダイエットをやっとけばいいのでは…と思っちゃいますな。


5.ケトジェニックダイエット
糖質を徹底的に減らそうぜ!というダイエット法。ミック・ジャガー、トム・ジョーンズといったビッグネームが実践してるらしい。


しかしイギリス栄養士協会の見解はと言いますと、

注意深く計画したケトジェニックダイエットは、癲癇の治療には大きな効果を発揮する可能性がある。しかし減量効果については、魔法のような作用など存在しない。ケトジェニックダイエットには、たんに多くの人が食べすぎてしまいがちな食品を減らす効果があるだけだ。

とのこと。要するにケトジェニックに特別な効果があるわけじゃなくて、お菓子とかパンとか、つい食べすぎちゃうような食品を控えるから痩せるだけなんだ、と。


この問題につきましては、当ブログでも「ケトジェニックダイエットをしても脂肪が燃えやすい体にはならないよ!との実験結果が」ってデータを紹介したことがありまして、非常に納得であります。その他のケトジェニックダイエットの効果についても、かなり懐疑的な印象ですかねぇ。


まとめ
そんなわけで、イギリス栄養士協会による「真似しちゃいけないダイエット5選」でした。ちなみに、同会は「体重減少に関するファクトシート」(2)を用意してまして、

  • 食事と気分の記録をつけて、ストレス食いしてないかをチェックする
  • 食事のことを考えないで済むような気張らしをリスト化する
  • 5〜10%ずつ体重を減らすぐらいの合理的なゴールを設定する
  • 「ながら食い」を避ける

といったアドバイスを提唱しておられました。どれも地味ですが、結局は地道にこなしてくしかないんですよねぇ。


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