ネットを見れば見るほどデブと高血圧になっていくかもよーという話
https://yuchrszk.blogspot.com/2015/10/blog-post_11.html
「ネットの利用時間が多いとデブ&高血圧のリスクが激増!」ってデータ(1)が話題になっておりました。
これはヘンリーフォード病院の調査で、335名の若者に細かなアンケート調査を行ったもの。週のネット利用時間はもちろん、1日にメールやメッセージをやり取りする量やネットを使う目的まで幅広く調べる内容になっております。
その後で全員に運動テストや血圧測定などを行ったところ、
- 若者のネット利用時間は平均で週15時間
- ネットの利用時間が週に14時間より多いと高血圧のリスクが高まる
- 週に25時間をネットに使うと「ヘビーユーザー」の定義に当てはまる
- ヘビーユーザーの43%は肥満だった
って傾向が出たそうな。ここでいう「ネット利用」は、サイトの閲覧、ブログの更新、メールやLINEのやり取り、ネットショッピング、ゲーム、仕事や勉強などもふくまれております。わたしも週に40時間はネットを使ってますんで、立派にヘビーユーザーに当てはまりますな。
研究者いわく、
若者は定期的にPCやスマホから離れて休憩を取り、何でもいいから体を動かしたほうがいい。特に子どもはインターネットの利用時間を制限すべきだろう。おおよそ1日2時間、週5日の利用が望ましい。
とのこと。もちろん、これは特定集団の統計なんで「ネットがデブと高血圧の原因に!」って話ではございません。また、このデータで違いが出たのは最低血圧だけで最高血圧は正常値の範囲だったりもしますんで、どこまで深刻な問題なのかは難しいところ。
まぁ個人的には、
- ネットの利用時間が長くなる
- 活動量が減る
- 肥満になる
- 動くのが面倒になる
- さらにネットにハマる
- 1番にもどる
っていう負のサイクルがグルグル回ってる可能性はあるのかなーとは思います。かつては「テレビの視聴時間が長い人ほどデブになる!」って研究がよく出たもんですが、ネットのほうが中毒性が高いぶんだけ悪玉になりやすいんでしょうね。
まぁ大人は1日2時間のネット利用だと仕事にならんでしょうから、イギリス政府のガイドラインに従って「最低でも1日に2時間は立つ!」を心がけたほうがよさそうですね。