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明晰夢を見るためのトレーニング法


夢の最中に「あ、これは夢だ!」と気づくことで、その夢を自由に操れる「明晰夢」。

 


夢をコントロールできれば、どんな望みでもかなえられるわけで、以前から体験してみたいと思ってたんですが、どうも「MILD法」ってのを使えば初心者でも明晰夢を見られるらしい。



なんでも、「MILD法」は記憶術をベースに発展したテクニックらしく、具体的には以下の4ステップで構成されております。 

 

 

ステップ1・夢日記

まずは夢の内容を思い出すトレーニングから。毎朝目が覚めたら、すぐに夢の中身をノートへ書き記していきましょう。ここで、 できるだけ具体的なイメージとして夢を思い出せるほど、明晰夢を見られる可能性も高くなるらしい。


また、レム睡眠の状態から目覚めた直後のほうが夢を思い出しやすいので、眠りについてから90分の倍数で起きられるように目覚ましをセットするとよいそうな。また、ビタミンB6やトリプトファンといったサプリメントを飲んでも、夢が記憶に残りやすくなるとか。



ステップ2・リアリティチェック

日ごろから定期的に決まった動作を行うトレーニング。例えば、1時間おきにリマインダーを設定し、アラームが鳴ったら、右手の人差し指を左の手の平に押しつける作業をくり返すんだそうな。


すると、やがて夢の中でもその動作をするように無意識が変化。夢では人差し指が左手を貫通するケースが多いため、「これは夢だ!」と気づけるようになるらしい。


ホントかよ!って感じですけども、明晰夢を見る方法としては、夢日記と並ぶメジャーなテクニックなんだそうな。



ステップ3・アファメーション

寝る前に自分に「今夜は明晰夢を見る!」と自分に言い聞かせる方法。できるだけ感情を込めて、2〜10分ぐらいくり返すといいらしい。他にも「まさに今夢を見ている」と言い聞かせるのもありだとか。

 

ステップ4・ビジュアライズ

いまにも眠りに落ちそうな状態で、直近に見た夢を思い出すテクニック。その夢をできるだけ具体的にイメージしつつ、それが夢だという動かぬ証拠(空を飛んだとか、死んだ人が出てきたとか)に意識を向けて「これは夢だ!」と自分に言い聞かせるらしい。


で、イメージした夢を頭のなかで自由にコントロールしながら、普通に眠りに入ればOK。人間の意識は、寝る直前に考えていたことを夢に見やすいため、これだけでも明晰夢に入る確率はかなり上がるらしい。

 

まとめ

そんなわけで、明晰夢に入るための4ステップでした。夢日記とリアリティチェックはちょい面倒な感じですが、寝る前のアファメーションとビジュアライズは試してみてもいいかな…。


photo credit: Eddi van W. via photopin cc


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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。

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