ツラい偏頭痛を治すために避けるべき食品総まとめ
https://yuchrszk.blogspot.com/2015/02/blog-post_27.html
偏頭痛に関するご質問をいただきました。
食物アレルギーで偏頭痛が起きるという記事を読みました。それから柑橘系やチョコはひかえるようになって、多少は良くなってきたようです。他に気をつける食べ物とか治し方とかありますか?
とのこと。確かに偏頭痛は困ったもんでして、わたしも体調が絶不調だった5年前ぐらいは、定期的にこめかみのズキズキに苦しんでおりました。あれは本当にツラい。
が、食物アレルギーを気にするようになってから、ほぼ症状は消えて今にいたっております。具体的なNG食品を並べていくと、以前に取り上げた食品よりも膨大な数になっちゃうんで、ここでは偏頭痛のときに避けるべき成分についてなど。
NG成分1 チラミン
チラミンはタンパク質が分解されてできる物質。一時的に血圧をあげる作用がありまして、偏頭痛、発汗、吐き気なんかの原因になっちゃう。チラミンが多い食品は、
- チーズ
- ワイン
- ビール
- コーヒー
- カジキ
- ニシン
- タラコ
- そら豆
- キムチ
- ザワークラウト
- ドライフルーツ
- 干し肉
- レバー
などなど。全体的に発酵食品に多くふくまれる成分ですね。酒のつまみに合うものが多いんで、ワインを飲みつつチーズやジャーキーなんかを食べるとエラいことに。
NG成分2 ヒスタミン
ヒスタミンはアミノ酸から生まれる物質で、アレルギー体質の方にはおなじみの名前かと。具体的な食品としては、- 発酵食品
- 牛肉
- ハム
- トマト
- ナス
- ホウレンソウ
- タケノコ
- ジャガイモ
- パイナップル
- マンゴー
- チーズ
- ワイン
- 醤油
- マグロ
- カツオ
- サバ
- ブリ
- サンマ
- イワシ
などなど。ここでもチーズとワインの名前があがっております。醤油にも多い成分なので、日本人がヒスタミンを避けるのはかなりの難題ではあります。
NG成分3 アルギニン
以前に筋トレサプリとして紹介したアルギニンですが、チラミンと同じく血管をひろげる作用がありまして、結果として偏頭痛を悪化させる可能性が大。具体的な食品としては、- 大豆食品
- ゼラチン
- とり肉
- レバー
- 牛肉
- 牛乳
- 海老
- ナッツ類
- ニンニク
- レーズン
- 玄米
- オートミール
- ポップコーン
- チョコレート
などなど。こちらも範囲が広いので、基本的にはナッツ、大豆系、チョコなどをひかえるとよさげです。
ポイント
以上の3つが偏頭痛のNG成分ですが、もちろん完璧に除去する必要はありません(というか不可能)。まずはリストの上位3〜5種類を1カ月ほど断ってみて、症状が改善するかを見てみるとよいかと思います。でもって、人によってはアルギニンには強いけどヒスタミンには弱いといったパターンもありますんで、一気にすべての成分を絶つのではなく、「今月はチラミンをひかえて様子をみよう」といった感じで、1つずつ試していくほうがラクなはず。
さらに、偏頭痛は栄養不足や加工食品によって起きる面も大きいんで、まずはパレオダイエットなどで体調をととのえるのが基本。それでも症状が続く場合は、
といったあたりがオススメ。いずれも偏頭痛への効果が高いとのデータが出ております。お試しくださいませ〜。
credit: makelessnoise via FindCC