ナイスボディな男ほどワガママな傾向が高いらしい
https://yuchrszk.blogspot.com/2015/02/blog-post_23.html
またも読者さんから教えていただいたオモシロ論文(1)。なんでも、ナイスボディな男ほどワガママな傾向が高いんだそうな。
これはロンドン大学の調査で、まずは125名の男女を3Dのボディスキャナーにかけて正確な身体モデルを作成。男性は胸回りとウエストの比率を、女性はお尻とウエストの比率を割り出して、体の魅力度を数値化したんだとか(これまでの人類学の調査によって、身体比率が見た目の魅力を大きく左右することがわかっている)。
そのうえで、全員に性格テストを受けてもらい、さらには参加者たちで互いに見た目とキャラクターの点数をつけたもらったところ、以下の傾向が見られたらしい。
- 平等主義な男性ほど身体の魅力が低く、他人からは「ワガママなやつ」と思われがち
- 平等主義な男女ほど身体の魅力が低く、他人からは「ワガママなやつ」との第一印象を持たれがち
- 平等主義な男性ほど抜け目なさは低く、男仲間から「ワガママなやつ」との第一印象を持たれがち
理由は不明ですが、どうにもナイスボディな男はワガママな傾向があるらしい。女性にはこの現象が見られないのもおもしろいですね。
研究者いわく、
わたしたちはナイスボディの男女をみると、ついワガママで自分勝手な性格だと考えがちだ。この実験の結果は、魅力的な男性が、実際に社会や経済的な場面で平等にふるまわない傾向が高いことを示している。
(中略)
過去の調査では、金銭的に裕福な人たちは、親切や平等といった概念にさほどこだわらないといったデータもある。今回の研究は、金銭と同じぐらいルックスが行動に影響をあたえることを示唆している。
とのこと。いちおう、論文の最後には「もちろん見た目がよくて親切な人もいるけどね!」ってフォローがついてるのが、ちょっとおもしろかったです(笑)
credit: AP Photographie via FindCC