ウエストとヒップの比率が0.7の女性を見ると男の記憶力が上がる
https://yuchrszk.blogspot.com/2016/07/07.html
「ウエスト/ヒップ比が0.7の女性を見ると男の記憶力が上がる!」って実験が(1)おもしろかったんでメモしときます。
ウエスト/ヒップ比(WH比)は、その名のとおり、腰まわりの長さを尻まわりの長さでわった数字のこと。昔から、多くのデータで「WH比は女性の魅力レベルを左右する要素のひとつだ!」って事実が確認されてきたんですな。
これは218名の男性を対象にした実験で、手順は以下のようなもの。
- ウェストとヒップの比率(WH比)をフォトショップで加工した女性の写真を用意
- 参加者に4分間だけ写真をみせ、同時に各女性のプロフィールも読んでもらう
- まったく関係のない計算ゲームを2分間やってもらい、いったん写真の記憶を薄れさせる
- 女性のプロフィールに関する質問を30問出す
すると結果は、
- WH比が0.6〜0.8の女性ほど、男たちがプロフィールを覚えている確率が高かった
- 女性のWH比が0.7のとき、もっとも男たちの記憶力がアップした
- WH比が0.6〜0.8の範囲から離れるほど、男たちの記憶力は低下した
って感じだったらしい。「ウエストとヒップの比率は0.7が最強!」ってのは過去の実験でも出てまして、具体的にはケイト・モスとかジェシカ・アルバがバリバリの0.7体型であります。
研究者いわく、
人類の記憶力は、生存と生殖の目的にそって進化してきたと考えられる。
したがって、魅力的な異性の顔や体型を見れば、エピソード記憶を処理する性能はあがりやすくなる。それらは、繁殖の成功率をあげる良いシグナルだからだ。
実際、魅力的な女性の顔やWH比を見ると、男性の脳内で報酬系が活性化することがわかっている。
とのこと。WH比が0.7の女性を見ると、男の頭のなかでは脳内麻薬がドバドバ出るらしい。うーん、単純。
ちなみに2014年の論文(2)を見ると、おおまかなWH比のイメージ例は以下のようになっております。
正直、どの画像も誤差の範囲だとしか思えないんですが、これぐらいの微妙な違いでも、男の脳は無意識に見抜くことができるわけですな。この注意力が、別の場面でも発揮できればいいのに…。