男性と仲良くなりたい女性が使うと効果的なフレーズはこれだ!みたいなセント・メアリーズ大学の研究
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こないだ「女性と仲良くなりたい男性が使うと効果的なフレーズはこれだ!」って話を書きましたんで、今回は女性編です。「男性と仲良くなりたい女性が使うと効果的なフレーズはこれだ!」って研究(R)の要点をチェックしておきましょう。
こちらはセントメアリーズ大学などの調査で、チームはまず女性の参加者たちに「初対面の男性にどのように近づき、どんなふうな会話をしますか?」と質問。女性たちが使ったフレーズを、3つのカテゴリーに分類しております。
- 無難なフレーズ: 「お勧めのお酒はなんですか?」「以前お会いしましたね?」「お仕事はなんですか?」「こんにちは!」など、あたりさわりのないフレーズで会話を始めるパターン。
- 直接的なフレーズ:「一緒に飲みましょう」「顔が好きです」「電話番号を教えて」など、相手に対する明確な興味を表現したフレーズを使うパターン。
- 軽薄なフレーズ: 「一緒に座らない?」「だいぶ酔ってきたんだけど」など、よりチャラめな、あるいは性的なトーンを表現したフレーズを使うパターン。
でもって、以上のフレーズを男性の参加者に見せて、みんなに「どのフレーズが有効ですか?」と尋ね、それぞれの有効性を評価してもらったんだそうな。さらには、それぞれの男性には、女性の顔写真も見せたうえで、どれぐらいの魅力を感じるかも7点満点で答えてもらったとのこと。これによって、どのタイプの女性が、どんなフレーズを使うと有効なのかをチェックできるわけですね。
その結果わかったのは、以下のような内容です。
- 全体的には、女性は直接的なフレーズを使うのが最も効果的と判断された。特に、女性がデートのために男性を誘おうとしている場合に、その傾向が顕著だった。その効果は、見た目がチャラくないと思われている女性が使ったときほど高かった。
- 軽薄なフレーズは、全体では2番目に効果的と判断された。しかし、これは女性の魅力とは関係なく、チャラそうな女性が使うと特に効果的だと評価されたことが大きな要因だと考えられる。そのため、軽薄なフレーズは、短期間の関係性を築きたいとき以外は使わないほうが賢明。
- 無難なフレーズは、どのタイプの女性にとっても効果が低いと判断された。しかし、無難なフレーズを使う女性のルックスが魅力的で、チャラそうではないと判断される場合に限り、無難なフレーズは軽薄なフレーズよりも効果的だった(でも、結局は直接的なフレーズよりは効果が低い)。したがって、無難なフレーズは、より長期的な関係を見つけるためなら、ギリ有効だと考えられる。
- 全体として、これらの結果は、男性が使うフレーズの効果と似ている。つまり、女性でも男性でも、より直接的な(あるいは無難な)フレーズは、より長期的な交際を求める際に使うとよい。一方、軽薄なフレーズは、より短期的な交際を求める際に使ったほうがよい。
ってことで、上記の研究をふまえると、女性がどのフレーズで男性に声をかけるべきかは、その女性の恋愛目標に依存する感じですね。ざっくりまとめると、
- 男性と長期的な関係を築きたい女性は、直接的なフレーズを使うことでメリットを得られる可能性が大きい。ただし、上記のように相手への明確な興味を表現するフレーズを使うのには不安がともなうし、拒否されてしまうとダメージがデカいので、失敗に備えた感情コントロールのトレーニングは必須。また、身もふたもない話ながら、この手のフレーズは身体的な魅力が高いほうが効果的なので、そこらへんを磨くのも大事。
- 男性との短期間の交際を希望する女性は、より軽薄なフレーズが効果的。くわえて、よりオープンなボディランゲージを使うと効果が高まる。
- といっても、上記2つのフレーズはリスクをともなうので、内気な女性は無難なフレーズを使うほうが、ギコちない感じが出なくて良いと思われる。このアプローチは、すべての女性に有効なわけじゃないものの、性的に保守的で性格の良い女性が使うと有効だと考えられる。
ただ、このアプローチはあくまで男性の興味を少ししかかき立てないので、基本的には「向こうからの誘いを待つ」だけの状態におちいりがち。したがって、モテモテの相手に使うと死ぬかもしれない。
ってことで、前回の男性編に続き、こちらも自分のパーソナリティや 、恋愛の目標、狙いたい相手によって、効果的なフレーズは変わっていくって結論ですね。こちらも、用法と用量を守ってお使いください。