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2024年に「買って良かったもの」9選

 

年末!というわけで、毎年恒例の「今年買ってよかったもの」を並べておきまーす。

 

 

HUAWEI FreeClip

 

イヤーカフ型のイヤホンです。耳を塞がないタイプのワイヤレスイヤホンで、とにかく装着感が最強なところが気に入ってます。

 

イヤホンを着けている感覚がまったくしないので、音楽を流していない状態でも普通に着け続けていられる心地よさにビビりました。本当に着けていることを忘れちゃって、寝床に入った時にカフが枕に当たってようやく「あ、イヤホンしてたんだった」とか気づくレベル。

 

同時に音質も良好で、従来のイヤーカフ型って音がスカスカだったりしたもんですが、ちゃんと低音も出ているし、それでいて音漏れがほぼないのも良いっすね。さらにはマイクの音質も良く、リモートの会議でもまったくノイズが乗らないところにも驚かされました。うーん、凄い。

 

ということで、今年買った中では最も利用時間が長い商品となっております(スマートウォッチは除いて)。装着感が良好なイヤホンが欲しい人には間違いなくおすすめ。

 

 

 

GARMIN(ガーミン)GPSランニングウォッチ Forerunner 265S

 

最近買ったガジェットいろいろ」でも取り上げた、ランニング用のスマートウォッチです。私は長距離ランニングをしない人間ですが、本機はVO2Max、心拍変動、ストレスレベル、リカバリータイムなど、自分の健康レベルを把握するのに使える要素が満載なので、日々の運動と睡眠の改善プランを考えるのに大いに役立っております。

 

なによりも充電が2週間ぐらい保つのがお気に入りで、Apple Watchから切り替えて良かったなぁ……とか思っております。

 

 

 

ボルネードサーキュレーター

 

今年の夏から、はじめてサーキュレーターを導入しました。わたくし寒暖差アレルギーがあるもんで、いつも冷暖房をつけると鼻水とくしゃみに襲われてしまうんですが、サーキュレーターを導入してからこの問題が解決しました。サーキュレーターが空気を攪拌してくれるおかげで、暖房の温度をいつもよりゆるく設定しても十分にしのげるようになりました。いつも「冷房をつけると寒すぎる!しかし冷房を切ると暑い!」「暖房をつけると暑すぎる!しかし暖房を切ると寒い!」って問題が解決されまして、まことに助かっております。

 

 

 

jomo

 

気を散らすウェブサイトやアプリをブロックしてくれるツールです。似たようなアプリは無数にありますが、10種類ぐらい使ってみた中では、この「Jomo」が一番性能がいいっすね。他のアプリだと、なぜかブロックしたサイトが表示されたり、URLを細かく指定しないと正確なブロックができなかったりと、細かい不備が起きちゃうケースが多かったんですが、Jomoはそんなことが一切ないので助かっております。シンプルに求められる機能の精度を追求している姿が好ましいですな。

 

ちなみに、本アプリは有料版もあるんですけど、無料バージョンで全く問題ないのも嬉しいっすね。こいつのおかげで確実に原稿を書くスピードは上がってまして、これがないともはや仕事にならないレベル。

 

 

 

Mac mini

 

M1版のMac miniから、M4版のMac miniに乗り換えました。構成については、いろいろ悩んだ結果「10コアCPU、24GB ユニファイドメモリ、512GB SSD」って感じに落ち着きました。正直、私みたいに文章を書くのがメインの人間には、24GBものメモリはいらないものの、将来Apple Intelligenceを使うことを考えると、これぐらいは必要なのかなーということで。

 

で、M1からM4に変わってどうかと言えば、劇的に変化があるわけではないものの、細かいところのパフォーマンスが改善しておおむね満足ってところです。いままではメモアプリの文章が長くなると急に挙動がおかしくなっていたのが、まったく処理スピードが変わらなくなりまして、ストレスを感じる場面が格段に減ったのがありがたいっすね。動画編集などをする人であれば、もっと恩恵を感じられるのかもしれませんけど、私としては今の改善でもかなり満足しております。

 

 

 

Zoff(ゾフ) リーディンググラス

 

要は老眼鏡です。年ごとに老眼が進んで本を読むのがしんどくなったんで、今年からは読書の際は必ず老眼鏡を使うようになりました。老眼鏡についてさほどのこだわりはないし、100均のリーディンググラスでも何ら問題はないはずですが、Zoffさんの商品はフレームのデザインが私の顔に割と合っていたので、こちらを選んでおります。

 

なにせこれがないとまともに本を読めないので、近年買った商品のなかでは最も依存度が高いかもしれません。着脱がめんどいので、遠近両用も買ってみるかな…。

 

 

 

Anker Eufy (ユーフィ) Smart Scale P2 Pro

 

Ankerさんが出してる体組成計です。近ごろ仕事で体脂肪を落とす必要が出たので、体重の変化を管理するために導入してみました。

 

まぁ私は現行の体組成計の精度には懐疑的でして、特に体脂肪率の数値についてはあんま信頼していないので、そこらへんの記録についてはオマケぐらいの感じで見ております。ただし、本機はスマホとの連動のスムーズさが素晴らしく、いったん設定しちゃえば後は何も考えずとも自動でデータがたまっていき、わかりやすいグラフにしてくれるのがありがたいですね。かつて使っていたオムロンの体組成計でも似た機能があったんだけど、あれはいちいちアプリを起動しなくちゃいけないのがめんどうでしたからねぇ。

 

また、このタイプの商品は、価格が高ければ計測の精度が上がるってわけでもないので、本商品が6,000円台に設定してくれてるのもありがたいっすね。

 

 

 

Kindle Paperwhite(第12世代)

 

第11世代の無印Kindleからの乗り換え。今までのKindleって世代が1つ上がったぐらいだと「まー、良くなった…かな…」ぐらいの印象だったんですが、今回は明確に良くなったことがわかるぐらい改善されていて良かったです。

 

最もハッキリしているのはスピードの改善で、ページめくりのストレスがほぼゼロに近づいたのが超ナイス。画面を連打しまくってもページめくりが全く遅れないので、「この用語の定義ってなんだったっけ?」と思った際に、目当てのページに戻るのが激しく楽になりましたねぇ。

 

Kindleの価格は年々上がっているので、さすがに「11世代のユーザーも買い換えるべき!」とまでは言わないものの、いままで「Kindle欲しいと思ってたけど気になるなー」みたいな人なら買いでしょうな。

 

 

 

Teranuvo 保温ポット

 

わたくし普段から冷たいお茶を大量に飲んでまして、これまでは大量の氷を使って冷やしておりました。しかし、これだと製氷機のスピードが追いつかないので、Teranuvoの保温ポットを買ってみたわけです。

 

この商品は、類似の商品と比べて目立って保温の性能が優れてるけじゃないし、ついでに価格も高いのであまり積極的にはおすすめできないものの、Teranuvoの商品はデザインが良いのでねぇ……。こいつのおかげで、冷たいお茶を無限に飲むことができて助かっております。

 

 

 

京セラ セラミック 真空断熱 タンブラー

 

くり返しになりますが、わたくし普段から冷たいお茶を大量に飲んでまして、常に液体をキンキンに冷えた状態に保っておきたいわけです。そこで上記の保温ポットに加えて、京セラの断熱タンブラーを買ってみたわけです。

 

で、結論としては、「冷たいお茶はすぐに飲んじゃうから保温とか関係ない!」って感じになりました。いつもお茶をガブ飲みしちゃう人間なので、グラスの保温機能は関係ないことに後から気づいたという。

 

ただし、ホットコーヒーみたいに、チビチビ飲むものに対しては絶大な効果を発揮してくれてまして、数時間が過ぎてもかなりの熱さを保ってくれておりました(まぁ何時間も放置するほどチビチビ飲まないですけど)。機能の優秀さは間違いないんで、キンキンに冷えたものをチビチビ飲みたい!みたいな方には最適でありましょう。

 

 

 

ナンガ(NANGA) ×3ten 別注 シュラフ 超撥水 オーロラテックス

 

昔から定評のある寝袋です。「これなら冬キャンプでもTシャツで寝られる!」と評判でして、とにかく防寒性能が高いらしいんですな(マイナス5度でもポカポカらしい)。超撥水性能を備えたオーロラテックス素材ってやつを使ってまして、届いた時は「思ったよりペラペラ!これで暖かいの?」とか思ったもんですが、いざ冬キャンプで使ってみたところ、本当にTシャツと短パンでぐっすりいけたんでビックリしました(気温はたぶん3度ぐらい)。内部の肌触りも柔らかくて、ストレスを感じないっすね。

 

ちなみに、近ごろは普通に自宅で寝る際にも、肌寒い夜にはこいつに入って寝てたりします。これまた快適なので、今後は冬場の掛け布団みたいな感じで使っていくかも。


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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。

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