最近買ったガジェットいろいろ
近ごろガジェットの話をしてなかったんですが、実は最近もいろいろ買ってますんで、ざっくりまとめておきましょう。
最近買った物1.ガーミン 265s
長らくアップルウォッチユーザーだったんですが、ガーミンに乗り換えてみました。というのも、私がスマートウォッチを使う時ってのは、
- バイタルを計測するのが一番の目的。ついでに睡眠や心拍変動をチェックしたい
- スマホの通知とかスケジュールのチェックとか、仕事に関するタスクの実行はどうでもいい
って感じなんですよ。「身体の状態を把握したい!」が一番の目的なので、それ以外の仕事系アプリとかは不要なんですよね。この用途だと、スマートウォッチに必要な条件ってのは、
- とにかく軽くて、充電が持つ(常に身体に着けてストレスや睡眠を計測したいんで)
ってところが第一になりまして、毎日の充電が欠かせないアップルウォッチだと厳しい感じがしてきたわけです。
その点で、ガーミンはもともとスポーツウォッチなので軽量だし、身体の変化を判断するのに役立つ機能ばっかだしで、実はこちらのほうが私のニーズに合っているんじゃなかろうか、と。まぁアップルウォッチでも同じような計測はできるんですけど、いろいろアプリを組みあわせる必要があってめんどいんですよね。
ってことで、現在2週間ほど使ってみた雑感としては、
- UIが複雑で、最初の3日間ぐらいは、どこにどの機能があるのかを探すだけでも一苦労。この点は、あらためてアップルウォッチの作り込みに感心したりした。
- とはいえ、いったんUIに慣れちゃえば特に問題はなし。特にバッテリー寿命の長さはめっちゃ快適で、私のようにGPSを使ったランニングをほとんどしない(トレッドミルメイン)使い方だと、2週間は余裕でバッテリーが保って感動。この一点だけでも、アップルウォッチに戻れないかもしれない。
- さすがスポーツ特化なだけあって、VO2Max、心拍変動、ストレスレベル、リカバリータイムなど、身体の変動を細かく記録してくれるのが楽しい。特にボディバッテリー(ゲームのHPみたいな指標)の数値は、個人的な実感とも合ってる気がする。
- 中でも、モーニングレポートの機能が楽しい。起き抜けに「今日の体力レベル」「睡眠の質」「身体の回復状態」「トレーニングの提案」などをまとめて教えてくれて、1日のペース配分をざっくり考えるのに役立つ。もともとはスマートウォッチを着けながら寝るのは嫌いだったのが、この機能のおかげで睡眠中もガーミンを着けたままでいられている。
って感じです。そりゃあ、アップルウォッチのほうが使いやすさは格段に上なんだけど、私のように電話やメッセージ、アプリとの連携をほとんど必要とせず、フィットネスに重点を置いてるユーザーだったら、ガーミンもアリじゃないかと。
最近買ったもの2.アンカー・サウンドコア・スリープ A20
騒音を遮断し、夜間にリラックスできるようにデザインされた睡眠特化のイヤホンです。ノイズキャンセリング機能はなく、リラックス音源やホワイトノイズを再生して夜間の騒音をマスキングし、睡眠の質を上げるのが目的ですね。
これまでも似たようなガジェットは試したことがあって、耳栓からBOSEの類似商品まで使ってみたんですが、いずれも私の耳にはいまいちフィットせず、起きたら抜けちゃってたんですよね。その点で、サウンドコアは耳から抜けにくいと言われてまして、大いに期待していたわけです。
ってことで、現在1カ月ほど使ってみた雑感としては、
- 耳のフィット感は史上最強。朝まで耳から抜けずに済んだガジェットは初めてなので非常にうれしい。耳への圧迫感が少ないのもよし。
- 専用アプリを通じて、ホワイトノイズやリラックス音楽など、睡眠をサポートする音源を利用できるのもよし。ただし、プリセットの環境音はバリエーションが少なめなのと、割と短い音源がループする感じなので、自分の好きな音源を流すほうがいいかも。
- かなり小さく作られているものの、寝返りを打つとイヤホンが耳を圧迫して不快感が出やすくなるかも。
- 通常の音楽鑑賞用イヤホンと比べると音質は優れていないので、そこは期待しないのが吉。
といったところです。総合的には良かったですが、従来の耳栓が十分耳にフィットしているような人であれば、あえて買う必要はないかもしれません(値段が高いですからね)。
あと、そんなにうるさい場所ではまだ試してないんで、マスキングの実力についてはよくわかってなかったりします。そこらへんは、旅先で実験してみてからまた追レポするかも。
最近買ったもの3.プロソース指圧マット
無数のトゲが配置された謎のマットと枕です。このトゲトゲの上で寝ると、体のツボが刺激されて、血行が促進されたり筋肉の緊張がやわらぐと言われてるんですな。
まー、私としては、この手のガジェットに特殊な生理的な効果があるとは思ってなくて、あくまでメンタルがリフレッシュすりゃいいやぐらいの気持ちで購入しております。
ってことで、現在2カ月ほど使ってみた雑感としては、
- 素肌のままで寝ると、我慢できないレベルでトゲが痛い。Tシャツを着た状態なら割と気持ちよく使える。慣れてくるとだいぶ気持ちよい。ただし、枕のほうは首筋にトゲを直に当てざるを得ないので、いまだに慣れなくて痛い。
- 10分ぐらい上で寝っ転がりながら本を読んだ後は、割と腰回りの痛みがスッキリする(気がする)。
みたいなところです。他のマッサージツールと比べれば手頃な価格ですし、上述のとおり「これで腰痛や肩こりが治る!」とか、過大な期待を抱かなければ、買ってみるのも良いかもしれません。
最近買ったもの4.ブークスパルマ
タテ長の形状をした電子ペーパーディスプレイです。スマホを思わせる形状ですが、SIMは使えなくて、Wi-Fiを使ってGoogle Playストアからアプリをインストールして使う感じ。
ベースがAndroid 11なので、いちおうスマホで出来る作業はすべて実行できるんですけど、私は完全に読書用に買いました。E Inkディスプレイで動画やSNSを見ても仕方ないですからね。
ってことで、現在1カ月ほど使ってみた雑感としては、
- Kindleと比べたら、かなり使い勝手は悪い。快適に使うためには細かい調整が必要になるので、そこらへんを調べて使える人じゃないと、まったくおすすめ出来ない。
- ただし、いったん設定を終えちゃえば後は快適。Kindleアプリも問題なく動いていて、特にストレスは感じていない。
- なによりも、物理ボタンでページめくりができるのが最高。片手だけでガッチリ本体をホールドしながらページをめくっていけるだけで、個人的には元を取れた感じがする。
といったところです。なにせ端末のサイズ感が最高で、気軽に本を読めるガジェットとしては個人的に過去最高。電子書籍大好きな私としては「大満足!」って感じですね。
ただし、逆に言えば、「サイズ感」と「Kindle以外の電子書籍も読める」ってところに強烈な魅力を感じる人でないと、買っても「なんだこの中途半端な商品は!」って印象にしかならないはずなので、そこはくれぐれもご注意ください。私のように「とにかく超手軽に本を読みたい!」ってニーズがなければ、普通のKindleを買ったほうが絶対に幸せになれますんで。