成功にもっとも必要な要素と言われる「グリット」の高さを判断する12の質問
https://yuchrszk.blogspot.com/2015/11/12.html
近ごろの心理学で流行ってるのが「グリット」。「忍耐力」や「意志力」を合わせたような言葉で、2007年にペンシルベニア大学のアンジェラ・ダックワース博士が「成功には才能よりもグリットが必要だ!」と実証して大評判になったんですな。
なんせグリットが高い人は、
- 結婚率が高い
- 学歴が高い
- 社会でも上の役職につきやすい
といった傾向がハッキリ出てまして、心理学界が盛り上がったのも納得と申しますか。さらに具体的には「成功するためにもっとも大事な要素と言われる『グリット』のお話」を読んでいただければ幸いであります。
そうなると「自分のグリットは高いのか低いのか?」って疑問がわいてくるんですが、ちゃんとダックワース博士が簡単な質問票を作ってくれておりました(1)。それぞれの質問に対して、
- まったく当てはまらない
- 当てはまらない
- どちらでもない
- 当てはまる
- とてもよく当てはまる
の5段階で点数をつけていけばOKであります。
▼自分のグリットを判断するための質問
- 重要な課題をやり遂げるために、複数の障害を乗り越えたことがある。
- 新しいアイデアや計画を思いつくと、それまでのアイデアや計画から気がそれてしまう。
- 自分の興味は毎年のように変わる。
- 困難があってもやる気は消えない。
- 特定のアイデアに短い間だけ熱中するが、すぐに熱が冷めてしまう。
- 自分は頑張り屋だ。
- 目標を設定しても、あとで変更してしまう。
- 数ヶ月かかるような計画に集中し続けるのは難しい。
- やり始めたものは必ず終わらせる。
- ゴールまで数年かかるような目標を達成したことがある。
- 数か月ごとに新しい目標や趣味ができる。
- 自分は勤勉だ。
▼採点方法
すべてに点数をつけたら、#2, #3, #5,, #7, #8, #11の質問だけは点数を逆にします(1=5、2=4、3=3、4=2、5=1にする)。そのうえで全ての合計点を12で割って平均点を出せばOKであります。
- 平均が1:グリット度はゼロに近い
- 平均が3より上:全人口の半分よりはグリットが高い
- 平均が5:バリバリのグリット
というわけで、結果が3以上ならまずは満足な結果といえそう。わたしは3.5だったんで、まあまあな感じ。