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パレオダイエット VS. 糖尿病食。勝つのはどっちだ?

Pd

 

糖尿病には炎症対策だ! 

こないだ「糖尿病には糖質カットよりまず減量でしょ!」って話を書きました。超ざっくり言うと、

 

  1. 肥満で全身に慢性的な炎症が起きる
  2. 炎症のせいでインスリンが効かなくなる
  3. 糖尿病まっしぐら!

 

みたいな話でして、要は本気で糖尿病を改善したいなら、三大栄養素のバランスを調整するよりも、まず炎症対策が必須だって話です。「そもそも炎症ってなに?」という方は、「あらゆる不調を引き起こす「慢性炎症」の話」などをどうぞ。

 

 

というと、当然、炎症に効く食事法は糖尿病にも効くんじゃないの?って推測が成り立つわけです。パレオダイエットでも地中海式ダイエットでも何でもいいんですが、体内の炎症をやわらげる効果が確認されている食事は、糖尿病にも効果が出るのではないか、と。

 

 

といったところで、近ごろパレオダイエットの糖尿病への効果を調べた論文(1)が出ましたんで、チェックしてみましょう。

 



 

パレオダイエット vs. 糖尿食

この実験は、24人の2型糖尿病患者さんを対象にしたもの(HbA1cは~7%)。年齢は50〜69才の間で、大半が肥満体だったそうな。

 

 

実験期間は21日で、全員を以下の2グループにわけたんですね。

 

  1. パレオダイエット:加工食品を避け、できるだけカロリーの質が高い食事を目指す
  2. 一般的な糖尿食:アメリカ糖尿病学会がオススメする食事法。低脂肪食を中心にバランスの良い食事を目指す

 

1日の総摂取カロリーは全員3,000kcal。三大栄養素のバランスは、どちらのグループもタンパク質20%前後、脂肪27%前後、糖質54%前後になるようにコントロールされております。

 

 

パレオダイエットのみインスリン抵抗性が大幅に改善

で、 結果は以下のグラフのようになりました。 

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おもしろいことに、どちらのグループも体重の減り方は同じなのに(平均2.2kg減)、空腹時血糖やインスリン抵抗性、中性脂肪などの数値はパレオダイエットのほうがガツンと改善してるんですよねー。たった3週間で、この結果はなかなか素晴らしいんじゃないでしょうか。

 

 

カロリーの質を上げて糖尿予防を

こういった現象が起きる理由はハッキリしてないものの、おそらくは、

 

  • パレオダイエットは食物繊維の量が多い(糖尿食の約3倍)
  • 良質な脂質が多いので炎症がやわらぐ

 

の2点が大きいのだと推測されております。つまり、この実験から得られる教訓としては、

 

 

 のが大事ではないかと思う次第です。つまり、「「炎症」を極限まで抑えるためのガイドライン」で書いたポイントは、糖尿病の改善にも役立つはず。

 


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41才のプロパレオダイエッター/編集者/ライター/NASM®公認パーソナルトレーナー。国内外の学術論文を読み漁るのが好きな人。パレオダイエットの本を書きました(http://amzn.to/2ogEBmC)。