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カフェイン+テアニンの組み合わせで集中力が10%も上がるらしいぞ

Greentea

 

もっと集中力が欲しい!という方にナイスな論文(1)が出ておりました。

 

 

お茶に入ってるテアニンが脳に効く 

これはペラデニア大学の実験で、20名の男性を対象にしたもの。全員に対して以下の4パターンのドリンクを飲んでもらって、それぞれが集中力にあたえる影響をみたんですね。

 

  1. 200mgのテアニンを飲む
  2. 160mgのカフェインを飲む
  3. テアニンとカフェインを同時に飲む
  4. 一杯の紅茶を飲む
  5. ただの水を飲む

 

テアニンはお茶にふくまれるアミノ酸の一種で、昔から「脳に効くんじゃない?」と言われてきた成分。少し前のレビュー論文(2)によると、

 

  • 50〜200㎎のテアニンを飲むと、だいたい40分後にアルファ波が増加する(≒リラックス状態になる)
  • 免疫系の働きを改善する作用もある
  • 慢性疲労をブロックする働きもある

 

といった結果が出ております。いろいろとおもしろそうな成分ですねー。



 

 

カフェイン+テアニンで集中力10%アップ

さて、実験では参加者の認知機能や反応速度で集中力を計測しまして、その結果は、

 

  • テアニン:集中力が6%アップ
  • カフェイン:集中力が6%アップ
  • テアニン+カフェイン:集中力が10%アップ
  • お茶:集中力が2%アップ
  • 水:変化なし

 

といった感じ。10%の向上ってのは、なかなか良い成果じゃないでしょうか。

 

 

研究者いわく、

 

高容量のカフェインとテアニンの組み合わせは、集中力の機能に著しい効果を持っている。

 

とのこと。ちなみにテアニンとカフェインは緑茶にも入ってますが、この実験と同じ効果を出そうと思ったら、だいたい6〜10カップ分を一気に飲まないとダメっぽい。不可能じゃないですが、市販のお茶で集中力アップを計るのは難しいかも。テアニンとカフェイン錠を買って試してみるか…。

 


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