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疲れを取るためのジム?千駄ヶ谷「ゼロジム」で疲労回復プログラムを受けてみたぞ

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ZERO GYM」(ゼロジム)ってとこに言ってきました。ジムと言ってもフリーウェイトやマシンが並ぶマッチョスポットではなく、ビジネスマンの疲労回復を目的とした風変わりなお店なんですな。

 

 

ところで最初にdisclaimerですが、ゼロジムさんは私の著書「最高の体調」を出版したクロスメディアパブリッシングさんの運営です。といっても別に宣伝料とかはもらってないので、正直なところを書いております(笑)

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ゼロジムは千駄ヶ谷駅から徒歩5分の場所にありまして、国立能楽堂近くのビルの8階。中はナチュラルな内装の空間でマシンなどは一切ありません。

 

 

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で、まずはロッカー付きの更衣室でウェアに着替えます。1レッスン最大6人で行うらしい。

 

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プログラムには「疲労回復」「姿勢改善」「集中力」の3コースがありまして、今回はベーシックに「疲労回復」を試してみました。1レッスンは75分で、

 

  1. 軽いストレッチ
  2. 結構ハードな自重トレーニング
  3. マインドフルネス瞑想

 

みたいな順番で進んでいきます。

 

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で、中盤の自重トレーニングが意外とハードでビビりました。リラックス系のジムだからゆるめなのかと思いきや、パワーヨガ系のポーズを次々と指示されるんですよ。スプリントのように素早い運動はしないものの、全身の筋肉はしっかりイジめて行く感じ。

 

 

私の場合、過去にP90Xのパワーヨガを経験してたんで何とかいけましたが、まったくの初体験の方には筋トレにもなっていいんじゃないでしょうか。とくに激しい運動をしたわけでもないのにかなりの汗をかきました。

 

 

ちなみに、なぜ前半で難しめのトレーニングをするのかを尋ねたところ、

 

  1. いったん体に緊張を作ってからリラックスしたほうが効果が大きい(筋弛緩法の考え方ですな)
  2. 難しい動作をしたほうが雑念が入りにくい

 

とのお答えをいただきまして、「よく考えてはりますなぁ!」と思いました。いったん緊張を作ってからゆるめる手法は不眠改善の現場でも使われてますし、頭をクリアにすべくあえて厳しい動きをするってのは「最高の体調」の238ページにも書いたところです。

 

 

というのも、難しい動作をすると意識が分散しづらくなるんで、マインドフルネスが苦手な人でも「いまここ」の状態に入りやすいんですよね。「木のぼり」で頭が良くなるってのと似たような原理っすな。

 

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で、後半では足を組んでの瞑想を行います。このステップでは、

 

  1. 呼吸瞑想
  2. 注意訓練法

 

といった2パターンを使って注意の切り替えを学んでいくイメージ。この前のステップで意識が体に向かってるんで、かなりすんなりと移行できました。自宅で瞑想してて「マインドフルネスってこれでいいのか?」と悩んだ経験があるような方にもよろしいのではないでしょうか。

 

 

さらに、最後はマットに横たわってボディスキャンをして完了。だいたい7分ほど横になってただけなんですが、全身にリラクゼーション反応が起きまくりまして、起き抜けは熟睡した後みたいな状態になってました。脱力感がすごいんで、「もうここに泊まりたい……」と思ったぐらい(笑)このプログラムをこなしてから家に帰ったら、まちがいなく熟睡できるでしょうなぁ。

 

 

そんなわけで、興味本位で体験してみたわけですが「これはちゃんと理屈にもとづいてていいですなー」ってのが第一の感想。なにを求めて通うかは人それぞれでしょうが、とくに睡眠の改善に効果が高いように思います。

 

 

まぁ毎月通おうとするとそこそこのお値段にはなりますが、何回かやれば自宅でも実践できそう。個人的には、瞑想の前にパワーヨガを取り入れてみようかなって気になりましたねー。