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2023年に「買って良かったもの」9選

 


年末!というわけで、毎年恒例の「今年買ってよかったもの」を並べておきまーす。

 

 

無印Kindle

 

解像度が300ppiになったのをきっかけに購入。KindleOasisも持ってたりするんですが、 無印の方が軽いしUSB-Cだし、 サイズがコンパクトなおかげで尻ポケットにも入るしで、外出時のKindleはこれ1択になりました。 私のように手が小さい人間には、 これぐらいのサイズ感がちょうどいいっすね。

 

ちなみに、 今年は、電子ノートとしても使えるKindle Scribeも試しに買ってみたんですけど、iPad pro11インチと変わらぬ高重量と、ゴーストタッチ(画面にペン先が触れなくても描画されちゃう問題)が発生したので返品しちゃいました。画面サイズは良いので、もう少し軽ければ……。

 

さらにちなみに、 今年の後半にはMac版のKindleが アップデートされまして、かつてのポンコツぶりが 嘘のように改善。ダウンロードは機敏だし、ページめくりにもたつきは無いし、 ハイライトもスムーズだしで、 ようやくまともに使えるようなって最高でした。 おかげで最近は、ウルトラワイドモニターにKindleを 全画面表示させて本読むことも増えまして、 さらに読書のスピードが上がっております。1度に表示できる情報量が格段に増えたんで、とにかく読みやすいんですよね。

 

 

 

MX MECHANICAL MINI

 

Mac純正キーボードからの乗り換え。 私、本当はメカニカルキーボード大好きマンなのですが、定番のリアルフォースのようにハイプロファイルなものが感覚に合わず、長らく涙を飲んでおりました。

 

が、ロジクールの本作は、ロープロファイルで打鍵感も良く、 さらには付属でついてくる カスタマイズアプリが優秀。 特定のキーにかなりフレキシブルなショートカットを割り当てることができまして、 例えば、エディター上で選択した単語をブラウザに渡して類語の検索を 行うような作業が、任意のキーを1回押すだけで 可能になりました。自由度が高すぎて何をしていいかわからなくなることもありますけど、 工程が決まった作業が 多い人にはかなり便利なはず。

 

ちなみに、 キーボード関係としては、話題のHHKB Studio も試してみているのですが、Mac との接続がいまいち悪いのと、 ポインティングデバイスに まだ慣れないところもあって、ロジクールを使う時間の方が長くなっております。 慣れればすごく良いデバイスのような気もするんですが……。

 

さらにちなみに、文字入力関係で言うと、macOS Sonomaで刷新された音声入力機能が超便利になっていて、 近頃は普通の原稿を書く際にも使い始めております。音声入力とタイピングの同時修正が可能になったおかげで、しゃべってすぐに文字を治せるのがめっちゃ良い感じ。 音声入力を使っていると、その間は原稿に集中するしかなくなるので、気がそれる確率が下がるのも非常によろしいですね。

 

 

 

MX MASTER 3S for Mac

 

こちらもロジクールの 新型マウスです。 これまで使っていたMagicTrackpadも素晴らしいんですけど、やはりカスタマイズアプリとの組み合わせが強力で、こみいったワークフローをクリック一発で実行できるのがめっさ便利。逆に言えば、複数のステップにわかれたワークフローを日常的に使わない人であれば、MagicTrackpadのほうが良いかもですが。

 

ただ、たまに動作が不安定なところがあるんで、アップデートでどうにかなればなぁ……というところ( カスタマイズアプリの 設定がうまく働かないことがある)。

 

 

 

「ポラールH10」+「EliteHRV」

 

これについては「ストレスに強くなりたきゃ『ポラールH10』+『EliteHRV』が最適説」で書いたとおり。AppleWatchなどではいまいちできなかった心拍変動のトレーニングがスムーズにできるようになり、重宝しております。EliteHRVはトレーニング用のアプリで、いろんな呼吸法のトレーニングがプリセットされてて、こちらも使い勝手がよくて良いですね。

 

 

 

ブラウン オーラルB iO10

 

2019年に買った「フィリップスの電動歯ブラシ」から久々の買い換えです。ソニッケアと比べて歯垢の除去力が上がったのかは謎ながら、この商品を使い出してから歯医者の定期メンテナンスでブラッシングをほめられるケースが増えたんで、おそらく効果は出ているんじゃないかと。

 

個人的には、iO10のモニタリング機能を重宝していて、ブラッシング中に歯茎にかかる圧力や、それぞれの歯を磨く時間の目安などをスマホに表示してくれるのがナイス。ブラシ圧が強すぎて歯茎を痛めたり、気を抜くと奥歯ばかり磨きがちだった私には、非常に役立っております。

 

まぁ、たまに歯ブラシのセンサーが間違えて、「いま奥歯を磨いているのに、スマホ上では前歯を磨いていることになっている!」みたいな問題を起こすんですけど、使っていくうちにそこらへんのクセも分かってきました。

 

 

 

スピーク (Speak)

 

ChatGPTを利用して、AIと英会話の練習ができるアプリ。まぁわざわざ専用アプリにサブスク代を払わずとも、ChatGPTによる英会話はできるんだけど、本アプリはちゃんと会話のお題を提示してくれるし、文法の間違いなども見やすくフィードバックしてくれるしで、類似のサービスよりもかゆいところに手が届く仕様になってていいですね(ELSA Speakとスピークバディとの比較で)。

 

特に近年の研究では、「日本人が英語が苦手なのは『会話中の不安や緊張』が大きいからだ!」って見解が普通になってますし、私のように英語のフリートークが苦手な人間にとっては、恥ずかしさを感じずに済むAI英会話は非常によろしいのではないでしょうか。現時点で40日分のレッスンを試してますけど、音声の認識精度にはほぼ問題がなく、間違えた際のフィードバックも的確で、私のように「英語の知識はあるが会話の練習量が圧倒的に足りない!」みたいな人には最適だろうと思われます。

 

 

 

トレイルバム ステディー[スペクトラ] 

 

キャンプ用に買ったウルトラライトリュックです。40〜50リットルの容量を持ちながらも460gの超軽量で、デザインもよろしいのが気に入っております。あまりに軽くて楽なんで、普通の長期旅行にも使うようになりました。

 

もちろん、そのぶんコンパートメントなどはなく、デカいズタ袋のまわりにネットをつけただけの形状なんですが、よく考えたら普通に小分け用のポーチはたくさん持ってるんで、別にリュックに分類機能がなくてもいいよなー、と。また、周囲につけられたネットが思いのほか有用で、Kindleやら充電器やら、移動中に手軽に取り出したいものをポンポン放り込めるところも気に入りました。

 

 

 

METALSISTEM

 

引っ越しで収納がせまくなったので、これを機に、いままで押し入れに放り込んでたバンカーズボックスを表に積むことに。となれば、バンカーズボックスと相性が良い、メタルシステムを使うのがよいだろうってことで導入。めっちゃガレージ感が強いので好みが分かれましょうが、大量の資料がなんとなく整然とおさまったのでよろしゅうございました。

 



 

 

指月布袋画賛


出光美術館で買った「指月布袋画賛」のレプリカ。仙厓和尚が好きなので、日々癒されております(上のメタルシステムと世界観があってませんが)。

 

 


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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。

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