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ハーバード研究「人間の幸福に大事なのはIQでもお金でもなく、なんだかんだで人間関係」

Harvard

「人生を幸せにするのは何? 最も長期に渡る幸福の研究から」ってTEDトーク(1)がよい感じだったんでメモ。「史上最大の幸福調査」と呼ばれるハーバード成人発達研究を簡単にまとめたプレゼンになっております。


人間の健康と幸福にもっとも大事なのは「良い人間関係」
ハーバード成人発達研究は724名の参加者を75年も追いかけたもので、これだけ規模がデカいリサーチは他になし。2年ごとの全員の健康状態とメンタルを記録し、さらには親類との会話までビデオに収めた労作であります。


で、75年をかけて「人間の幸せにとって何が一番大事なの?」を調べた結果は、

75年に渡る研究ではっきり分かった事は、私たちを健康に幸福にするのは、富でも名声でも無我夢中で働く事でもなく、良い人間関係に尽きるという事です。

だったそうな。最近も「良い人間関係はエクササイズの3倍も体に良い!」ってデータが出たばかりですが、なんだかんだでヒトの幸福を決めるのは家族や友人なんだ、と。金や仕事は関係ないんだ、と。




人間関係への投資が幸福への最強の近道
本プレゼンのポイントは3つありまして、

  • とにかく良い人間関係は体に良い:ここ数年で「孤独は体に悪い」ってデータが死ぬほど出てますが、ハーバード研究でも同じ結論。家族や友人、コミュニティと親密な関係を築いている人は、全体的に長生きでメンタルも健全だったそうな。

  • 人間関係は量より質が大事:2011年にも「ネットでは親密な関係は築けない」って話があったとおり、こと人間関係においては量より質のほうが大事。結婚生活がうまくいってない人は、未婚の人よりも健康レベルは低い傾向があったとのこと。
    ただ、2015年のロチェスター論文によれば、20代まではとにかく友人の量を増やしといて、30代からは質を重視したほうがいいよーって結論なんで、年代ごとの違いはあるようですが。

  • 人間関係は脳機能にも影響大:50代の時点で良い結婚生活を送っていた人は、80代になっても記憶力が良く、認知症にもかからず、メンタルも安定していたとのこと。

みたいな感じ。以上をふまえた上で、博士は以下のようにまとめております。

できることは無限にあります。テレビやPCに使う時間を人と過ごす時間にあてる。パートナーとのマンネリ化を防ぐために、長い散歩やデートのように何か新しいことをする。何年も話をしていない家族に連絡を取るのも1つの方法です。

 とにかく人間関係のために投資をするのが、頭脳にも健康にも一番なわけですね。いまいち幸福度が低いという方は、まずは人間関係から手をつけてみると費用対効果が高くていいかも。


幼いころの母親との関係が年収に影響
ちなみに、ハーバード成人発達研究からは他にも面白い知見が出てまして、たとえば健康面では、

  • 離婚の最大の原因はアルコール
  • 健康を害する最大の原因はタバコとアルコール
  • 知性が高かろうが低かろうが、タバコとアルコールの害からは逃れられない
というわけでタバコと酒がかなりの悪玉にされております。また収入の面では、
  • 人間関係が良い人は、低い人にくらべて3倍も仕事で成功しやすく年収も高い
  • 小さいころに母親との関係がよかった人は、大人になってから年収が高くなる(父親は影響がない)
  • いっぽうで小さいころに父親との関係がよかった人は、大人になってからメンタルが安定する(母親は影響がない)

って傾向が出た模様。母親との関係が年収と相関してるってのは面白いですねぇ。なんでだろ。
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41才のプロパレオダイエッター/編集者/ライター/NASM®公認パーソナルトレーナー。国内外の学術論文を読み漁るのが好きな人。パレオダイエットの本を書きました(http://amzn.to/2ogEBmC)。