「新しいメシ」を好むだけでもあなたのモテ度は高まるかもよ
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「食事」がモテにおける重要な要素になってるのは間違いないところ。普通に考えて、極端に食事の好みが偏ってたり、つねに割り勘を要求したり、自分のためにメニューを注文してたら、そりゃあモテるとは思いづらいですもんね。
で、新しい研究(R)は、「目新しい食事でもガンガンに挑む人はモテる!」って結論になってておもしろいです。見知らぬ文化の未知の食べ物とか、勝手知ったるレストランではなく知らない店など、とにかく目新しい食事を好む人ほどモテ度が高いのではないか?って話ですな。
ここでは4つの実験が行われてまして、それぞれのデザインを簡単にまとめておくと、こんな感じになります。
- 研究1:「新しい食べ物を食べたい!」という意欲が、恋愛のパートナーとしてより望ましいと思われるかどうかを検証。参加者は 193人(女性116人)で、平均年齢19歳(17歳〜37歳)。参加者に「新しい食品を試したがらない異性」に関するストーリーを読むように指示し、その後で、「この人物と恋愛したいですか?」と尋ねる。
- 研究2:参加者は95名(男性49名)、平均年齢20歳(18~37歳)。参加者にマッチングアプリのプロフィールを見せ、そこで「私はいつも新しいことや違うことに挑戦しています。私は食べ物に関してかなり冒険的です」と書いたプロフィールなどを読んでもらい、その後で「プロフィールの人物はモテると思いますか?」などと確認する。
- 研究3:参加者は95名(女性49名)、平均年齢19歳(18~23歳)。すべての参加者に「新しいことへ挑戦するのが好きな人」「新しい食べ物に挑戦市内人」「新しいことへの挑戦意欲が高い人」「新しい食べ物への挑戦意欲が高い人」などのプロフィールを読んでもらい、その後で、「プロフィールの人をどう思うか?」と確認する。
- 研究4:参加者は133名(男性64名)、平均年齢19歳(18歳~34歳)。デザインは研究2とほぼ同じだが、対象者の体力、健康・免疫機能、病原体・性的嫌悪感に対する認知を評価するために、様々な尺度が用いられている。
ってことで、それぞれ内容は異なりますが、要するに「新しい食事を好む人ほど恋愛の相手として魅力的に見えるのでは?」ってのを調べたわけですね。
それでは、どんな結論が出たのか、ざっくりと見てみましょうー。
- 新しい食品を試したがる人は、新しい食品を試そうとしない人に比べ、より恋人の候補として好ましいと認識されやすかった!
- 「新しい体験に挑むのが好きだが、新しい食べ物を試すのは好きじゃない人」は、「新しい体験に挑むのが好きではないが、新しい食べ物を試すのは好きな人」に比べ、より性的に制限されていると認識されやすかった!
ということで、どうやら目新しい食事を試すのが好きな人ほど魅力的に見られ、そのおかげでモテやすい傾向があるのではないか、と。
研究チームいわく、
新しい食品を試すことに熱心な人は、消極的な人に比べて性的嫌悪感が少なく、性的行動が制限されない と認識される。
とのこと。つまり、なんでも食べる人ってのは、性的にもオープンだと認識されやすいらしい。まぁこの理屈だと、「新しい食事が好きな人は恋愛の相手として好ましいと思われる」理由は謎ですが、おそらく食事に開放的な人は好奇心が高そうに思われるんでしょうな。
ってことで、「モテたい!」という気持ちがある人は、ガンガンに新しいレストランに行ったり、新しい料理を試そうとしてみると、なにもしないよりは魅力度がアップしてよいかもしれません。お試しをー。