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いま、コーヒーの健康飲料ぶりが凄い


かつては「心筋梗塞の原因!」とか「コレステロールを上げる!」とか言われてきたコーヒーですが、ここ数年は健康飲料としての復権ぶりが凄いので、最近の研究をまとめてみることに。



1・コーヒーは記憶力を良くする 脳の記憶と思考プロセスに働きかけて、アルツハイマーも予防してくれる。

2・コーヒーは脳卒中のリスクを減らす 2013年の研究でコーヒーが脳卒中のリスクを25%も減らすことが判明した。

3・ コーヒーは筋肉痛をやわらげる エクササイズの前にコーヒーを飲むと、筋肉痛にかかりにくくなる。カフェインが脳の痛みを制御するらしい。

4・コーヒーは肝臓がんを予防する  定期的にコーヒーを飲んでいると肝臓がんのリスクを40%も下げる。1日に3杯のコーヒーを飲むと、さらにリスクが50%も減ったとか。

5・コーヒーは糖尿病を予防する  コーヒーの抗酸化成分が糖尿病のリスクを下げる。他にもパーキンソン病や胆石にもかかりにくくなるそうな。

6・コーヒーは身体持久力を高める  短期間のエクササイズでは効果がないが、マラソンのような長距離トレーニングでは持久力を高めてくれる


そんなわけで、ここ数年の地位向上ぶりは、コーヒー好きの私にはとても良い傾向であります。といっても、もちろんカフェインの摂り過ぎは血圧を上げすぎるので、1日に300ミリグラム(コーヒー3杯)にしておく予定。これで肝臓がんのリスクが減るんだからいいよなぁ。


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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。

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