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人の仕事を手伝うと幸せになれるが、脳のパフォーマンスは下がる

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アダム・グラントが「ギブ・アンド・テイク」で「他人に与える人ほど成功する!」と喝破したのは3年前のこと。おかげで、ここ数年は「とにかくギブだ!」「ギブ&ギブが成功への道だ!」みたいな話も聞くわけです(特にスピリチュアル系に多い)。

 



 

手助けにより脳のパフォーマンスが下がった

といったところで、新しく「ギブは諸刃の剣だ!」 って論文(1)が出ましたんでご紹介しときます。

 

 

これはフロリダ大学の実験で、68人のビジネスマンを対象にしたもの。全員にお願いして、15日にわたって以下のような記録をつけてもらったんだそうな。

 

  • 1日にどれぐらい同僚の仕事を手伝ったか
  • 仕事を手伝ったことで、どんなメリットがあったのか

 

そのうえで、研究チームが参加者の活力レベルを計測したところ、

 

  • 他人を助けたことにより、確かにポジティブな感情と仕事へのやる気は増した
  • が、いっぽうで手助けをした参加者は集中力が切れやすく、感情のコントロールができなくなり、難しい作業に取り組めなくなった

 

とのこと。ギブにはそれなりのデメリットも多いんだ、と

 

 

手助けに価値を置きすぎてはいけない

研究者いわく、

 

おもしろいことに、他人を助けることに価値を置いている参加者ほど、他人を手助けした際のデメリットが大きくなるようだ。

 

これは、おそらく「他人への手助け」がアイデンティティの一部になっているため、仕事を手伝う際により多くの認知リソースを使ってしまうからだろう。

 

とのこと。「ギブが大事だ!」と思っている人ほど、実はギブで脳の精力を使い果たしがちなんだってことですね。ままならない世の中ですなぁ。

 

 

この問題を解決するのは難しいですが、とりあえずアダム・グラント博士が主張している「人助けは週に2時間まで」ってラインを守ってみるのがいいかも。いずれにせよ、人助けにもデメリットはあるって事実を認識しとくのが大事なんでしょうな。


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41才のプロパレオダイエッター/編集者/ライター/NASM®公認パーソナルトレーナー。国内外の学術論文を読み漁るのが好きな人。パレオダイエットの本を書きました(http://amzn.to/2ogEBmC)。

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