女性にモテるための科学的に正しい「ほめ方」
https://yuchrszk.blogspot.com/2017/07/blog-post_22.html
ほめ方によってモテ度は変わる
こないだ「モテる人は質問上手!」 って話を書いたところ、また新たに「男がモテるためのほめ方について調べたよ!」って論文(1)が出てておもしろかったです。
これは電子科技大学の実験で、116人の女性を対象にしたもの。どんなデザインかと言いますと、
- 140人の男性の写真を見せて、ルックスの魅力度を採点してもらう
- 参加者の女性たちに「写真の男性が、あなたをほめてましたよ」とウソをつき、研究者が作ったニセの「お世辞」を読んでもらう
- 男性の魅力度がどう変わったかを調べる
みたいな感じ。その際、研究者は「お世辞」のパターンを2つにわけております。
- 直接的なほめ方:「目がかわいいですね!」みたいなやつ
- 比喩的なほめ方:「宝石みたいな目ですね!」みたいなやつ
ほめ方の違いによって、女性の反応がどう変わるかをチェックしたわけっすね。
例えがうまい男ほどモテる
で、結論はこんな感じです。
- 直接的なほめ言葉よりも、比喩的なほめ言葉のほうが格段に印象は良い。また、例え方がクリエイティブなほど印象はアップする。
- 持ち物をほめるよりはルックスをほめたほうが好感度は上がる。「その服センスいいねー」よりも、直接的に「美人!」と言うほうがベター。
って感じ。相手のルックスを上手に例えられる男ほど女性からモテるわけですな。
例えは「知性」のシグナルである
なんで比喩のほうがモテるかと言いますと、「例えの上手さ」が知性のシグナルとして働くからです。 ざっくり言えば、
- うまい例えでほめる
- 無意識に「この人は頭がいい!」と思われる
- 知性の高さは遺伝子が優秀な証拠なので、本能的に「好き」のメーターが上がる
- モテる!
みたいな流れです。アーティストがモテやすいのも、このあたりのメカニズムが働いてるんでしょうな。
そんなわけで、モテるためのトークのポイントとしては、「フォローアップクエスチョン+気の利いた例え」を意識しとくとよさげ。しかし、例え間違えるとただのキザ野郎と思われかねないので、そこが難しいとこでしょうが。