いかに私は40キロ代まで体重を落としたのか
いかに私は40キロ台まで体重を落としたのか
こんなご質問をいただきました。
40キロ台まで体重を落とされたことがあったそうですが、 具体的にどのような方法でやせられたのでしょうか。 カロリー制限やカロリー計算はしてらっしゃらないのですよね。
とのこと。これは「パレオダイエットの教科書」のコラムに書いた話で、セットポイント理論が正しいかどうかを自分の体で確かめようとしたら、予想しない勢いで体重が減っていき、最盛期には47キロまで到達したという私の体験談です。
バリバリの低体重まで落としたワタクシ
身長165センチで体重47kgだと適正体重を13kgは下回ってまして、バリバリの低体重であります。そのときの写真がこんな感じ。
筋肉はないし頬はこけてるしで、ちょっとヤバいレベルですねー。このときは特に筋トレをしてなかったので、ただのガリガリ男になっております。
セットポイントを徹底すればOK
で、どうやってここまで落としたかといえば、「セットポイント理論を徹底する!」の一言に尽きます。「セットポイントってなに?」って方は、以下のエントリをどーぞ。
- 本来、人間は太らないようにできている「初めてのセットポイント理論 その1」
- 人間は脳から太っていく「初めてのセットポイント理論 その2」
- いくら食べても食欲がおさまらないのはなぜ?「初めてのセットポイント理論 その3」
- 脳の不調から来る肥満を防ごう!「初めてのセットポイント理論 その4」
- 細胞を癒して痩せよう!「初めてのセットポイント理論 その5」
「セットポイントダイエット」の具体的なルールは「パレオダイエットの教科書」に書いたとおりなんで、ここでは当時の食事例などを紹介しておきます。
- 朝:緑茶
- 昼:緑茶、ニンジン200g、タマゴ3個
- 夜:茹でた鶏胸肉300g、ブルーベリー200g、ほうれん草500g、ブロッコリー300g、
これでだいたい1日1,000kcalぐらいで、特に味付けもせず、茹でたものか冷凍品をそのまま食ってました(塩すら振らななかった)。いまは筋肉がついたので1日1,000kcalしか食べられなかったら死ぬでしょうが、当時は本当に自然と食欲が失せていったんですよねぇ。そりゃあ痩せるはずですわ。
まとめ
ただ、いまから思うと「もっと糖質を増やすべきだったなー」とは感じますな。当時はそこまで糖質が重要だと思ってなかったんで、炭水化物を大幅に削ってたんですよね。おかげで当時はよく足が吊って困ったもんです。いまだったら、ここにサツマイモを足すかなーと思います。
というわけで、私が40キロ代に落としたときの食事はこんな感じです。もちろんまったく味気がない食生活なので、私のように「セットポイント理論を試すぞ!」というモチベーションがない人にはオススメしません(笑)
あくまでこのレベルは極端な例として、ほどよく参考にしていただければ幸い。なにせ続けないと意味がないので、適度に塩やオイルで味付けなどして食事を楽しみながら痩せていただければと思います。