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フッ素の虫歯予防効果とか、オススメのフッ素入り歯磨き粉とか

 

フッ素が歯にいい?ってホント?みたいな話は昔からあって、2011年には日本弁護士連合会が「集団フッ素洗口・塗布の中止を求める意見書」なんてのを出してたりするわけです。「フッ素には安全性で問題があるのだ!」ってのがメインの主張で、一部には「フッ素入りの歯磨き粉も買うな!」と主張する本まであったりとか。

 

 

というと、子供をお持ちの方などはビビってしまいそうですが、私がどう思ってるかは2015年に書いたとおりです。要するに、

 

  • フッ素のメリットは大きいよ!よほど大量に飲まないかぎり安全性の問題もないよ!

 

みたいなことです。なので、特に虫歯にかかりやすい幼少期などは、普通にフッ素を使っていただければと思う次第です。

 

 

でもって、ノースカロライナ大学から出た論文(R)は、「子供たちの虫歯にどれぐらいフッ素は効果的か?」って問題を調べてくれていてナイスでした。

これは6〜17歳までの男女12,604人を対象にした調査で、10年にわたって「フロリデーション」の効果をチェックしたもの。フロリデーションってのは耳慣れない言葉かもですが、要は政府が水道水にフッ素を添加して虫歯予防を狙う手法のことです。

 

 

日本だとまだやってるとこはほぼないんですが、アメリカなどではメジャーな政策で、フロリデーションを導入した州は虫歯の発症率が下がったって報告が多かったりするんですよ。そこで、この研究では、フロリデーションをやってるエリアとやってないエリアを比べて、どこまでフッ素が効果的かをチェックしてみたんですね。

 

 

それでどんな結果が出たかと言いますと、

 

  • 経済状況が良くないエリアでは、虫歯の発症率は30%も低下する
  • 金持ちが多いエリアでは、虫歯の発症率は13%ほど低下する(ただし、金持ちが多いエリアは虫歯の発症率が低いので、改善レベルはそこまで大きくない)

 

だったそうで、貧しい人が多い地域だと、フロリデーションはかなりの効果をもたらす模様。一方で金持ちエリアでは子供を定期的に歯医者にかける体力があるんで、そもそも虫歯になる人が少ないみたい。ここらへんの差は切ないものがありますが、やっぱフッ素は有効だなーとか思うわけです。

 

 

ちなみに、これはあくまでアメリカでの試算になっちゃいますが、フロリデーションを導入した場合のコストを出してみると、

 

  • 国民ひとりあたりのコストは年間1ドル
  • 国民ひとりあたりのベネフィットは年間32ドル

 

みたいになってました。フロリデーションってこんなに安いのね……。

 

 

もっとも、いまんとこ日本でフロリデーションの恩恵を得るのは難しいんで、フッ素入りの歯磨き粉を使うのがよさげ。これについては、フッ素が多いほど良いので、毎度おなじみiherbさんから選ぶなら「Tom's of Maine, シンプリーホワイト」とかは良いチョイスではないかと。

 

日本で買えるものでいうなら、1450ppmのフッ素が入ってる「ライオンチェックアップ」がよろしいのではないかと(1450ppmは、日本び法基準を満たすほぼ限界値)。

 


ライオン チェックアップ スタンダード 1450F 135g

 

ってことで、やはりフッ素は大事だよなーというお話でした。もっとも、ちょっと前の実験では、「なんだかんだで歯磨きよりも食事の方が大事だからね!」って結論なので、そこらへんも心がけねば意味がないわけですが。


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