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「抗加齢医学会」で「無(最高の状態)」について講演してきた話 in 沖縄

 

 

日本抗加齢医学会」の講習会にお招きいただきまして、一週間ほど沖縄へ行っておりました。この学会は名前のとおりアンチエイジングの研究に特化した組織で、医師ならびに医生物研究の先生方が集まって、抗加齢医学に関する正確なデータを集積しつつ、正しい情報を伝えていくのを目的に活動しておられます。

 

 

なぜ一介のライターが学会で講演することになったかと言いますと、「抗加齢ゲノム医学研究委員会」の委員長である順天堂大学の堀江重郎先生が『不老長寿メソッド』を読んで依頼してくださったんですよ。ありがたいですねぇ。

 

 

堀江先生の名前は当然前から知ってまして、「うつかな?と思ったら男性更年期を疑いなさい」などは声をかけてもらう前から読んでたりしました。その他にも『寿命の9割は「尿」で決まる』や『LOH症候群』などの著書でも有名な泌尿器科の第一人者ですね(個人的には、テストステロンの権威みたいなイメージですが)。

 

 

で、抗加齢医学会で私がなにを講演したのかと言いますと、

 

 

です。うわー、アンチエイジング関係ない!(ストレス対策の本だと考えればちょっと関係しますが)

 

 

当然、依頼をいただいたときは「抗加齢学会で無我とか自己の話で大丈夫ですか?」と問い合わせたんですけど、なんでも堀江先生が『無(最高の状態)』を読み、「神経科学と脳科学から見る最高の状態」ってテーマを指定してくださったんだそうな。ちなみに、当然ながら他の先生方は医師もしくは医学研究者ばかりでして、うーん、荷が重い………(笑

 

 

講演会場は「万国津梁館」ってとこで、九州・沖縄サミット首脳会合の会議場にも選ばれたすごいとこらしい。眼前に青い海が広がってて最高の環境っすね。


 

 

講演はこんな感じで、『無(最高の状態)』から、個人的に重要度が高いと思っている内的受容感覚メタファーについてお話させていただきました。めちゃくちゃ場違いな感じは否めませんでしたが、とにかく最後までやりきった次第です。

 

 

 

 

ちなみに、ほかの先生方の発表も個人的に勉強になるところが多くて、

 

  • 日本の医療の不都合な真実」の森田洋之先生による、新型コロナで病床が足りなくなる問題はなぜ起きたか?の説明(気になる方は本を読んでいただければ)

 

 

 

あたりは自分でも取り入れていきたい感じでしたね。

 

 

ほかにも、沖縄由来のシークワーサーに含まれる「ノビレチン」(フラボノイドの一種)には血糖値の上昇を抑える働きをはじめ、認知症、発がん抑制作用、慢性リウマチの予防・治療などの効果も期待されてたり、クルクミンには前立腺癌予防効果があったりと、未知の情報もいろいろと仕入れられてホクホクでありました。これでまた寿命がさらに伸びた気がするぜ……。


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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。

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