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15日間のオンライン瞑想コースを終えた感想


いま「ヘッドスペース」っていうイギリスの瞑想トレーニングをやってまして、その初級コースであるTake15が終わりました。

Headspace | Guided Meditation & Mindfulness App | Headspace





 


Take15は、1日15分の瞑想を15日間だけ続けるコース。主催は「からっぽ!」の著者として有名なアンディ・プディコムさんです。

 





Headspace」流の瞑想は手順がほぼ決まっていて、具体的にはこんな感じになります。

  1. 目を開けたまま座り、視点を固定せずにボンヤリと前を見る
  2. そのまま深呼吸を5〜6回。息を吸う時は胸が広がるのを意識し、息を吐く時は体の力が抜けるのを意識する
  3. 目を閉じて、呼吸を自然なリズムにもどす
  4. 足の裏の感覚に意識を向ける
  5. ヒザの上に置いた手に意識を向ける
  6. 車の音や風の音などの環境音に意識を向ける
  7. 再び自分の体に意識を向け、どんな感覚があるかを探る(「腰に緊張がある」とか「後頭部が重い」とか)
  8. 集中が切れても、気にせずに体の感覚に意識をもどし続ける
  9. 「自分が瞑想をする目的」に意識を向ける
  10.  意識を呼吸に向け、息が鼻を通る感覚とお腹がふくらむ感覚に集中する
  11. 息の感覚に集中しつつ、呼吸の数を数え始める。10まで数えたら、また1にもどって数え直す
  12. 瞑想が終わる2分前になったら、また意識を体に向け直す
  13. ヒザの上の手と環境音に意識を向ける
  14. ゆっくり目を開けつつストレッチをして終了


瞑想にくわしい方ならおわかりでしょうが、「ボディスキャンメディテーション」や「数息観」など、西洋と東洋の手法が入り混じった独特な内容になっております。効果がありそうなものは、何でも突っ込んでみる精神が良いですなぁ(笑)。


また、途中で「自分が瞑想をする目的」を意識させるのも独特。「とにかく欲を捨てて無になれ!」って指示が多い東洋流の瞑想とは相容れないところですが、個人的には瞑想を続ける良いモチベーションになって良いと思います。


アンディ・プディコムさんのナレーションも落ち着いてリラックスできるし、全体的には非常に良い感じ。正直、まだまだ集中力は初心者レベルですが、それでもストレス解消の効果は実感できているので、今後も続けていくつもり。


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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。