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1日150gのホウレン草やケールで脳は11才も若返る

Leafy

緑黄色野菜で脳がガツンと若返る!」って研究がおもしろいのでメモ(1)。



これはラッシュ大学の実験で、954人のご老人(平均81才)たちの食習慣と認知機能の変化を5年にわたって調べたもの。すると、ある種の緑黄色野菜を食べる量が多い人は、野菜不足の人にくらべて11才も認知機能が高かったとか。


研究者たちが脳の若返りに効く野菜としてあげているのは、

  • ホウレン草
  • ケール
  • 芽キャベツ
  • ニンジン
  • スクマイキ
  • からし菜
  • アスパラガス

などなど。いずれの野菜も、ビタミンK、ベータカロチン、葉酸、またはルテインのどれかが入っているのがポイント。ベータカロチンや葉酸が脳に効くって話は昔からあったものの、ビタミンKと認知機能の関係があきらかになったのは初めてだそうな。


1日の摂取量としては、だいたい150〜450グラムぐらいが目安。これぐらいなら、ちょっと茹でれば簡単に達成できるラインですね。


研究者いわく、

年齢とともに記憶や認知機能がおとろえるのは、もっとも大きな恐怖の1つだろう。認知機能の低下はアルツハイマーや痴呆の重大要素。それが緑黄色野菜を食べるだけで防げるのは、非常に手軽でいいし、コストパフォーマンスも高く、体へのダメージもない。

ということで、やっぱり緑黄色野菜は最強というお話でした。


credit: Raquel Carmona Romero via FindCC
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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。