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発酵食品にはコミュ障を治す力があるかも?という実験結果

Th natto

以前にも書いたとおりヒトの腸は脳とつながってまして、いったん腸内環境が悪化しちゃうと、うつ病にかかりやすくなったり、食欲が暴走して太りやすくなっちゃう。




といったところで面白いのが、近ごろ出た「発酵食品で社交不安がやらぐ!」ってデータ(1)。社交不安は、コミュニケーションの場で緊張感や不安がわきまくる状態で、初対面の相手と上手く話せないのはもちろん、人前で電話に出たり文字を書くのにも苦手意識を持ってしまう状態であります。


これはウィリアム・アンド・メアリー大学の実験で、700人の学生を対象にしたもの。まずは全員にアンケートをとって、普段の食事やエクササイズの習慣を調べ、そのうえでビッグファイブの神経症傾向(=不安や緊張の感じやすさ)をチェックしたんだそうな。


すると、

  • 日常のエクササイズ量が多い学生ほど不安や緊張を感じない
  • よく発酵食品を食べる学生ほど社交不安がない


 といった2つの傾向がハッキリ出たんだそうな。研究者いわく、

発酵食品の消費量が多い人ほど、社交不安のレベルは低かった。この効果は、神経症傾向が高い人ほど顕著にあらわれる。

 

 

 

つまり、普段から不安や緊張を感じやすい人ほど、発酵食品のメリットを受けやすいのだ。


とのこと。コミュニケーションが苦手な人ほど、積極的に発酵食品を食べたほうがいいわけですね。


発酵食品がコミュ障に効く理由はよくわかってないんですが、腸内細菌は幸福ホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌をうながす作用があるほか、腸内環境がよくなるせいで脳の炎症がやわらぐ可能性も指摘されております。2014年にも「ぬか漬けや納豆を食べるとメンタルが強くなる」って論文が出てましたんで、このあたりは非常に納得できるところでした。


さらに研究者いわく、

この結果は、社交不安が食事でやわらぐ可能性を示している。腸内細菌が社交不安にたいして直接的な影響をあたえているかについては、さらなる研究が必要だろう。


とのこと。かく言うわたしも社交不安の気がありますので、今後もガンガンと発酵食品を食べていくつもり。


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41才のプロパレオダイエッター/編集者/ライター/NASM®公認パーソナルトレーナー。国内外の学術論文を読み漁るのが好きな人。パレオダイエットの本を書きました。