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あらためて「寒さ」が体に良い理由をまとめてみた

Winter

  

お寒うございます。こう寒いと動くのも面倒になりますので、ここで一発「寒さは良いぞ!」って話でもまとめとこうかと。

 

 

というのも、「冷水シャワーで風邪を引きにくくなる」とか「冬は寒い部屋で暮らすほどウエストが細くなる」とか、低温が体にいいって話は昔から山ほどあるもんですから。

 

 

1.寒さはアンチエイジングに効く

2009年の実験(1)によれば、10℃の部屋に2時間ほどいた男性は、それだけでアディポネクチンが70%も増加したそうな。

 

 

アディポネクチンは、脂肪細胞から出るホルモンの一種。脂肪酸を燃やしたり、インスリン抵抗性を改善したり、炎症を抑えたりする働きがありまして、俗に「長生きホルモン」などと呼ばれております。つまり、寒さを耐えるのも悪い話じゃないってことですね。

 

 

2.寒さで睡眠の質が上がる

睡眠の質が周囲の温度でコントロールされているのは有名な話(2)。まだ仮説段階ですが、狩猟採集民の睡眠の質がやたらと高いのも、夜の外気温が低いからじゃないかとも言われております。ちなみに、国際睡眠財団は「寝室の温度は15〜19℃ぐらいにしとき!」って見解(3)。

 



3.寒さで免疫システムが改善する

たとえば1996年の実験(4)では、14℃の水に1日1時間ほど浸かってもらったところ、6週間でT細胞やCD3、CD4などのレベルが上昇したとか。いずれも免疫システムが改善した証拠であります。

 

 

冷水で免疫システムに変化が起きる理由はよくわからんのですが、一説には、寒さのせいでアドレナリンが増えたのが原因かも?と言われてたり(5)。

 

 

4.寒さで抗酸化物質がドバドバ

実は「寒さ」には体内の抗酸化物質を増やす効果もあったりします。1994年の調査(6)だと、冬に寒中水泳をしている人は、体内のグルタチオンが多い傾向があったんですね。

 

 

グルタチオンは一部で「抗酸化の王!」とも呼ばれるアミノ酸の一種。さらにくわしくは、「グルタチオンを増やすための食品&サプリリスト」をどうぞー。

 

 

5.寒さで慢性痛がやわらぐ…かも

こちらはまだデータ不足ではありますが、「寒さでいろんな痛みがやわらぐんじゃない?」って可能性も言われております。たとえば、

 

  • 25分のコールドセラピー(冷たいジェルを塗る)で偏頭痛が治まった(2006年,7)
  • 冷凍スプレーの噴射により幻肢痛(脳の錯覚による慢性的な痛み)がやわらいだ(2016年,8)
  • 冷感療法により骨格筋の傷の痛みが減る可能性がある(2010年,9)

 

みたいな感じ。初歩研究の段階ながら、なかなか面白いことになっております。 

 

 

6.寒さで長生きする…かも

こちらはさらに根拠が薄い説ですが、一部の動物実験では、5℃の環境で育った個体は75%も寿命が伸びたなんて話が(10)。1986年のマウス実験でも、冷水に1時間つけたマウスは10%長生きになったそうな。

 

 

これは、冷水により細胞に活が入ってホルミーシス効果が働いたのが原因と言われてますが、くわしいとこはわからず。なんせ人間で試すのが難しいので、今後も研究は進まなそう。

 

 

 まとめ

そんなわけで、いろいろと書いてきましたが、このなかだとアディポネクチンの増加と免疫システムの改善が非常においしいポイントかと思います。

 

 

私は寒さが苦手なんで、どうしても冷水シャワーとかはやる気にならんのですが、とにかく以上のメリットをモチベーションにしつつ、今冬を乗り切ろうと思います。


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41才のプロパレオダイエッター/編集者/ライター/NASM®公認パーソナルトレーナー。国内外の学術論文を読み漁るのが好きな人。パレオダイエットの本を書きました。