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あなたの幸福度を高めるためのベストな方法は何か?のメタ分析

 

幸福感が高まる!と言われる方法はいろいろありますが、どの方法にどれだけの効果があり、他の方法と組み合わせたらどんなメリットがあるのか?といった問題については、まだこれと言った統一見解が無かったりします。

 

 

そこで、新たにフリンダース大学などの研究者チームがメタ分析をしてくれまして(R)、「個人の幸福度を高めるための最良の方法は何か?」ってとこを深掘りしております。

 

 

これは5万人以上の参加者(n = 53,288)を含む419件のRCTをピックアップしたもので、いまままでで最大級の研究になっております。すべてのデータの質は全般的に低~中程度なんで、最終的な結論もめちゃくちゃ信頼度が高いってわけでもないんですが、とりあえず現時点では「ベストな幸福度アップテク」を判断するための資料としては最良の内容といえましょう。

 

 

で、分析に当たって、研究チームはすべての参加者を3つのグループに分けてます。

 

  1. おおむね良好な健康状態にある人
  2. 身体的な病気にかかっている人
  3. 精神的な病気にかかっている人

 

それぞれのコンディションによって、テクニックの効果が変わるんじゃないかと、チームは考えたわけですね。

 

 

では、結論を以下にならべていきましょうー。

 

 

  • 目的意識を持つこと、小さな親切を定期的に行うこと、感謝の日記をつけることなど、ポジティブ心理学に基づく介入も効果的である

 

 

  • これらのテクニックは集団で行うのが最も効果的であり、単独の場合は効果が下がる

 

ということで、このブログでもお馴染みのテクニックに、あらためてお墨付きが出た感じになっております。個人的には、どのテクニックも集団で行なったほうが良いってのは目新しい知見で、やっぱなにごとも仲間がいたほうがいいってことなんでしょうか。

 

 

ちなみに、今回の結果について、チームは以下のポイントを強調しておられました。

 

個人の心理的な幸福を構築し、向上させることは可能だが、万能な解決策はない。

どのような方法を試すにしても、実際に効果を得るためには、数週間から数か月間は継続して行う必要がある。すべてのテクニックに共通しているのは、幸福感向上の効果を得るためには、一貫した長期間の実践が必要だということです。

 

メンタルトレーニングの効果が出るまでに時間がかかるのは、運動などと同じこと。時間をかけないとダメなのはどんな手法にも言えることっすね。

 

 

ってことで、本研究で「効果アリ」と判定された手法を改めて並べておくと、 

 

  1. 横隔膜呼吸
  2. マインドフルネスの実践
  3. 瞑想法
  4. 感謝のジャーナリング
  5. 小さな親切心
  6. 目的意識の醸成
  7. 認知行動療法(CBT)
  8. アクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)

 

みたいになります。以上のなかから、自分が長く続けられそうなものを選んで実践していただくといいんじゃないでしょうか。


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