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鈴木は読書のマネジメントをどうしてるのか?という話

 

こんなご質問をいただきました。

 

鈴木さんは本をたくさん読まれてますが、本の管理はどうされているんでしょうか?本棚など何を使っていますか?

 

ということで、本のマネジメントはどうしてるのか?みたいな話ですね。

 

 

で、本の管理については、ここ十数年ほど変わってませんで、結論から申し上げますと以下の本棚”だけ”を使っております。

 

 

「Sapiens(サピエンス)」っていう本を横置きにするタイプの本棚でして、1段あたり5〜10冊ほど置ける棚が全部で10段ほど用意されております。類似品としては「Shateau(シャトー)」「オークス ブックタワー」などが有名っすね。


 

 

東洋文庫ミュージアムみたいな壁一面の本棚とかあこがれるんですけど、このスタイルを導入すると、

 

  • 引っ越しの時に死ぬ
  • 本が野放図に増えていくのは間違いない

 

って問題が起きるので、これ一本で行こうと決めた次第です。たぶん、この本棚は12〜3年ぐらい使ってるはずなので、私の所持品のなかでは最古参っすね。

 


 

現時点でどんな感じに本がまわっているかと言いますと、

 

  1. サピエンスの10段のうち4段は小物置き(鍵とか財布とか)になっているので、本棚全体で収納できる冊数は40〜50冊ぐらい

  2. とりあえず、この本棚がいっぱいになったらそれ以上は本を買わない。読み終えたら買っても良いルールにしている

  3. 読み終えた本は、以下のように処理する

    1. もう読み直さないと判断したものは売る

    2. 今後も使うと判断したものはKindle版を買い直し、紙の本は売る

    3. Kindle版が存在しないものは自炊してPDF化する

 

みたいな感じです。Kindle版を買い直すのが無駄に思われるかもですが、私のような昭和人間はやはり紙の方が読みやすい感覚がありまして、このスタイルに落ち着いてます。特に小説とかは紙じゃないと集中できないんすよねぇ……。

 

 

また、自炊するかどうかも悩ましい問題で、専門書ほど電子化されてないケースが多いんで、そこの判断は悩みますね。できれば自炊とかやりたくないものの、「進化でわかる人間行動の事典」みたいに、2021年6月の本なのにもうコレクター価格になってる本とか出てくるのが困っちゃいますな。

 

 

って感じで、職業がら大量の本を所蔵してそうに思われがちなんすけど、つねに自宅にある本は40〜50冊ぐらいのもんです。参考になれば幸いです。

 


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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。

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