あなたが知らぬ間に音楽に操られていることを示す4つの研究
https://yuchrszk.blogspot.com/2014/03/blog-post_9177.html
こないだ「BGMが作業におよぼす悪影響」なんて話を書きましたが、音楽は知らぬ間にヒトの心を操作しているようで。
仕事のために調べてたネタなんですが、結局は採用されなかったんで、ここに代表的な論文をメモしておきます(笑)。
1・音楽は人を非道徳的にする
「音楽と道徳判断」という2011年の論文。被験者の好きな音楽をBGMに流しつつ、インチキ商品の広告を聞かせたところ、そうでない被験者にくらべて、その商品を受け入れる可能性が上がったんだそうな。どうやら、音楽には、無意識のうちに道徳の判断をねじまげる効果があるみたいっすね。なんでだろう? 心地いい気分になるせいで、気が大きくなっちゃうんかな。
2・クラシックとジャズは人を浪費家にする
「レストランにおける金銭感覚と雰囲気に、音楽が与える効果」という2003年の論文。どんな実験かと言いますと、あるレストランで、2週間にわたって4種類の音楽(ジャズ、ポピュラー音楽、イージーリスニング、クラッシック)を流し続けた。 その結果、音楽のジャンルによって、レストランの雰囲気と客の支払い金額に違いが出ることがわかった。
クラッシック、ジャズ、ポピュラー音楽を聞いた客は、もっとも多くの食事代を支払った。一方で、イージーリスニング聞いた場合と無音の環境では、支払額が顕著に低くなった。
これも不思議な現象。「クラッシック=高級」っていうイメージのせいかなぁ。